愛知県民の森での持続可能な保全活動
愛知県新城市に広がる豊かな森林環境、愛知県民の森。ここでは、一般社団法人ダモンデが運営する"ダモンデトレイル"と愛知県県有林事務所が新たに協定を結び、森林整備活動を始めることとなりました。これにより、健康的で持続可能な環境の実現を目指し、様々なデータの可視化や環境DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めていくことになります。
協定の背景
ダモンデは2015年にこの地で"ダモンデトレイル"を毎年開催し、地域コミュニティを形成してきました。10年間にわたり、200回以上の大会を通じて約600名の参加者や80名のボランティアが集まりました。その活動の成果として、社会的投資収益率(SROI)を2.09と算出するなどの実績があります。
しかし、行政の予算や一次的な補助金に依存した保全活動には限界があることから、公的援助によらない民間主体のプロジェクトを目指すことが重要です。この新たな協定は、地域の実情に基づいて利用者と管理者が対等に連携し、森林環境を守りながら新しい空間価値を創造するための活動基盤を構築します。
実証実験の内容
本プロジェクトでは、参加企業が直面する事業上の課題や仮説の検証を支援するため、以下の3つのテーマを設けています。
1.
サステナビリティ部門向け: TNFDやネイチャーポジティブに関する情報開示モデルを構築し、森林環境での保全活動やその影響を数値化します。このデータは企業のレポートに役立てられる予定です。
2.
人事・健康経営部門向け: 森林空間での運動や保全活動がメンタルヘルスに与える影響をデータ化し、自社社員のエンゲージメント向上のためのエビデンスを提供します。
3.
IT・テクノロジー部門向け: 自社技術を森林環境で実験し、PoCデータを取得。これを基に、データ連携基盤の仕様を共同確認します。
これらの活動は、森と人、環境を繋ぎ、新たな価値を生み出すための重要なステップです。
求めるパートナーシップ
ダモンデでは、成果物を求める従来のビジネスモデルとは異なり、課題管理からデータ編成、実践将来に至る価値創造の過程そのものに興味を持ったパートナーシップを求めています。特に、以下のような団体の参加を期待しています。
- - サステナビリティやCSR部門を持つ大手企業
- - ウェルビーイングプログラムに関するデータを求める企業
- - 自社技術の屋外PoCを目指すIT・テクノロジー企業
2026年秋には大会が開催されるほか、前日には保全活動のワークショップも予定されています。興味のある方は、事務局までお問い合わせください。
お問い合わせ先
一般社団法人ダモンデ
担当: 有城辰徳
Email:
[email protected]
この取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた第一歩を共に踏み出していきましょう。