水素エネルギーの未来を語るセミナー
2025年6月5日(木)、千代田化工建設株式会社は、特別セミナー「総合的な水素サプライチェーン構築への取り組み」を開催します。本セミナーでは、同社の技術士であり博士(工学)の岡田佳巳氏を講師に迎え、水素エネルギーの最新技術とその展望についてお話しします。
LOHC-MCH法とは?
講演の中心となるのはLOHC-MCH法です。この技術は、大規模な水素の貯蔵と輸送を安全かつ効率的に行うために開発されたものであり、既に商業段階に進んでいます。岡田氏によるプレゼンテーションでは、この技術の概要、特長、そしてコスト比較について詳しく解説される予定です。特に、2050年のコスト目標を見据えた次世代技術の開発の可能性については、多くの参加者が注目しています。
水素ステーションと共同開発
セミナーでは、スライドを用いて、実証済みの水素ステーションの取り組みや、大型水電解システムの共同開発に関しても触れられます。これらの技術は、水素を効率的に利用するための鍵となります。
講義内容のハイライト
1.
LOHC-MCH法の詳細
- 概要と特長
- コスト比較と効率性
- サプライチェーンの全体像
2.
関連研究開発の現状
- MCHの直接製造や利用技術
- 中温作動型プロトン導電体やSOFC(固体酸化物形燃料電池)
- 小型脱水素ユニットの開発について
3.
水電解システムの共同開発
4.
将来の展望
5.
質疑応答と名刺交換
セミナー終了後には、参加者同士での名刺交換や交流会が行われ、新たなビジネスチャンスを探求する絶好の機会となります。
参加方法と料金
参加者は、会場での対面受講のほか、ライブ配信やアーカイブ配信からも選択できます。この柔軟な参加方法が、忙しいビジネスパーソンにとって利便性を提供します。
受講料は、1名37,430円(税込)ですが、2名以上での同時申し込みの場合は割引が適用されます。地方公共団体の関係者であれば、特別料金も用意されています。
JPI(日本計画研究所)について
セミナーを主催する日本計画研究所は、国家政策やナショナルプロジェクトに関する有益な情報を、半世紀以上にわたり提供している実績があります。「政」と「官」と「民」の連携を促進し、知識の橋渡しを行なっています。より多くの方々にこのセミナーで得られる経験を通じて、今後のビジネスに役立ててもらいたいと思います。
セミナーの詳細やお申し込みは、
こちらのリンクからご確認いただけます。また、終了後の質疑応答や交流の機会も活用し、ぜひ人的ネットワークを広げてください。