株式会社IZUTSUYA(本社:東京都中央区)は、最新のAI技術とモデリング技術を駆使し、建物の内観や外観を3Dスキャニングする新たな技術を確立しました。これにより、難易度が高いとされていた建造物の3D化が現実のものとなり、デジタルアセットのマーケットプレイスが姿を現します。来る2024年8月1日から、この新しいプラットフォームが開始され、業界に革命をもたらします。
3Dデータ活用の未来へ
現在、建築デザインの初期段階で製作される3Dデータの活用は日々広がりを見せています。新しい建物であれば、ARやVRを通じたインタラクティブな内覧が実現されつつあり、IZUTSUYAでは、既存の3Dデータをプラットフォームに登録することで、直接的に間取り図や簡易内覧の提供が可能となっています。また、従来の建築業界の慣習では、3Dデータが作成されて終わりだったところ、これをブロックチェーン技術によってアーカイブ化し、販売ができるシステムを構築することで、映像制作やゲーム開発の企業への3Dデータの販売も実現することが可能です。
訃報を超えた新しいアーカイブ手法
IZUTSUYAの最先端の技術は、古い建物にも適用されます。難しく思われがちな歴史的な建造物でも、最新のAI技術とモデリングが連携することで、高精度で3Dスキャニングを行えます。この技術は、一般住宅から歴史的建物に至るまで、手頃な価格での高精度なアーカイブを実現します。
井筒屋の3Dスキャニング成功事例
IZUTSUYAが入居しているオフィスは、新富町駅近くにひっそりと佇む「井筒屋」という約100年前に建造された木造の古民家です。この貴重な建物は、関東大震災や大戦の災厄を乗り越え、現在も奇跡的にその姿を残しています。この建物の外観は3Dスキャニングによってデータ化され、将来的には新しい映像作品の制作に活用されます。
新たな映像表現の可能性
さらに、IZUTSUYAのプロジェクトでは、2024年4月に大阪の美術館で展示された枝垂れ桜を、オフィス内で"咲かせる"というユニークな試みも行いました。この枝垂れ桜は、来場者を驚かせるために白からピンクに変化し、物理的な制約を超えた新しいアートの表現が可能となりました。
3Dデータの多様な活用
高精度な3Dデータは、3Dプリンターの利用をはじめ、さまざまな領域での活用が期待されます。IZUTSUYAは、文化財や植物、建物、工芸品、商業品など、さまざまな実在する物を3D化し、新たな活用方法を提案しています。
会社概要
【IZUTSUYA Inc.】最新のAI技術と独自の3Dスキャニングサービスを用い、リアルとデジタルの境界を超えた新しい形のデジタルアセットカンパニーとして、実物の3D化やアーカイブ化を行っています。興味のある方はぜひ、無料でのご相談からお待ちしています。
HP : https://izutsuya.io/
サンプルページ:https://izutsuya.tokyo/