ハイデイ日高が目指す「分かち合う資本主義」
株式会社ハイデイ日高は、2025年2月期第3四半期決算を受け、正社員を対象に「成長分配金」を支給することを1月6日に発表しました。この決定は同社の創業者、神田正氏の理念に基づいており、利益を従業員や地域と分かち合うことが核心となっています。「分かち合う資本主義」は、企業が成長して得た利益をお客様や地域の人々、株主、そして共に働く従業員に還元するという考え方です。
この理念を実践するために、ハイデイ日高は従業員への「成長分配金」の支給を決定しました。対象となる社員の人数は約960名で、総支給額は1億7千5百万円にのぼります。支給日は2025年2月28日で、社員の働きがいを高める取り組みとして大きな意味を持っています。
定期賞与制度の継続
また、ハイデイ日高はパート・アルバイト従業員に対しても配慮があり、定期賞与を2025年1月31日に総額約1億3千8百万円支給することを発表しています。この定期賞与制度は2013年から導入され、毎年1月と7月に実施されており、今後もこの制度を継続する意向です。これにより、全ての従業員が企業の成長を実感できる環境が整えられることが期待されます。
地域社会と共に成長する姿勢
ハイデイ日高は、「おいしい料理を真心込めて提供する」という理念を大切にしながら、出店を通じて地域の「食のインフラ」となることを目指しています。1973年に5坪のラーメン店から始まった同社の成長は目覚ましく、2025年には関東地方に455店舗を展開するまでに成長しました。
この成功の背景には、駅前一等地への出店戦略や、地域のニーズに応える柔軟なメニュー展開があるといえるでしょう。今後も、地域社会の一員として必要とされる存在であり続け、多くのお客様に食事を楽しんでもらうことを目標に掲げ、さらなる挑戦を続けていく所存です。
企業情報
- - 会社名: 株式会社ハイデイ日高
- - 所在地: 埼玉県さいたま市大宮区大門町二丁目118番地 大宮門街 SQUARE10階
- - 店舗数: 455店舗 (2025年2月26日現在、FC店舗を除く)
- - 事業内容: 日高屋を中心とした飲食チェーンの展開・経営
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