R-Shiftの運用監視体制を初公開!
オーエムネットワーク株式会社が展開するシフト管理クラウド、R-Shiftはすでに約25,000店舗以上、69万人以上の従業員に利用されており、2025年にはさらなる拡大を見込んでいます。今回、初めて運用監視の具体的な取り組みについてメディア向けに公開され、その内容に注目が集まっています。
安定稼働の重要性
クラウドサービスを導入する企業にとって、機能や価格も重要ですが、何よりも大切なのはサービスが安定して稼働することです。優れた機能を持つシステムであっても、停止してしまえば現場の業務が回らなくなります。特にシフト管理においては、従業員の出勤やシフト変更がスムーズに行われることが求められ、システム障害が発生した際には混乱を招いてしまいます。
「止まらないこと」がSaaSの本質だという考えのもと、R-Shiftは日々の運用保守に力を入れ、安定稼働を支えています。
運用監視フローと体制
R-Shiftの運用保守には、5名の専任チームが配置され、サーバー監視からログ分析、パフォーマンス管理、障害対応、再発防止策の策定に至るまで、あらゆる面で一貫した体制を築いています。日中はアラート発生から15分以内の初動確認が基準となっており、夜間や休日も速やかな対応を行うための体制が整えられています。
実績として、過去1年間においてサービス全体が大きく停止するような重大障害は発生しておらず、99.99%という稼働率を誇っています。また、Q-Shiftはクラウド基盤を利用しているため、負荷に応じたリソースの増強やスケールアップも迅速にできる点が特徴です。
実際の対応事例
運用保守チームの取り組みを具体例を通じて見ていきましょう。
事例1: CPU負荷異常の早期発見
ある日の午後、監視システムがCPU負荷上昇の通知を受けました。調査の結果、想定外の条件によって処理が長時間続いていたことが判明。同チームは、影響を最小限に止めるために、速やかに処理を停止し、その後の対応策を講じました。この迅速な行動により、ユーザーへの影響を回避することができました。
事例2: 容量逼迫の早期検知
ログやデータの蓄積によるディスク容量の逼迫が懸念される中、チームは異常兆候を日常的にモニタリング。最近のケースでは、容量増加に早期に気付き、不要データの削除やデータ配置調整などを実施。1時間以内に正常化させたことで、サービス全体への影響を避けることに成功しました。
再発防止の重要性
運用保守の任務は、トラブル解決だけに留まりません。何が問題であったのか、どのようにすれば再発を防げるのかを徹底的に分析します。これに基づき、監視ルールの見直しや手順書の更新を進め、それによって再発防止に向けた継続的な改善を実施しています。こうした地道な努力が、システムを支える基盤となります。
おわりに
R-Shiftの運用保守チームは、「止めない」を最優先に、日々の監視・調査・改善に努めています。トラブルが起きない日は、システムが安定稼働していることの証です。今後もお客様が安心してR-Shiftをご利用いただけるよう、さらなる運用保守体制の強化を図っていく所存です。
会社概要
- - 会社名: オーエムネットワーク株式会社
- - 所在地: 新潟県新潟市中央区
- - 代表者: 山岸真也
- - 事業内容: 業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」
- - Webサイト: オーエムネットワーク株式会社