この度、株式会社ソニックムーブから、FlashコンテンツをHTML5で簡単に再生可能にするクラウドサービス『JswfPlayer』の新バージョンVer2がリリースされました。これにより、従来のFlashプレーヤーがサポート終了した後も、これまで通りFlashコンテンツを楽しむことができるようになります。
JswfPlayerとは?
『JswfPlayer』はFlashファイルをHTML5に変換して再生するためのクラウドサービスです。開発を手がけたのは、同社のエンジニア、家永稔之による「swf2js」ライブラリ。簡単な操作でFlashをHTML5に変換し、特別なプレーヤーを必要とせずにスマートフォンやPCで再生できるのが大きな特徴です。ユーザーはファイルをアップロードし、発行されたタグを指定の場所に貼り付けるだけで手軽に利用できます。
Ver2の新機能
今回のバージョンアップで、JswfPlayerはActionScript3.0に対応しました。これまではActionScript1.1までしかサポートしていなかったため、PC向けブラウザゲームなどでの利用は限られていました。しかし新機能により、Flashを使用したゲームやアプリケーションでも利活用することができます。
JswfPlayerを使うメリット
1.
2021年以降もFlashコンテンツが再生可能
Adobeは2020年末でのFlashプレーヤーの終了を発表しており、これにより既存のFlashコンテンツが影響を受けることが懸念されていました。『JswfPlayer』を導入すれば、その影響を受けることなく、引き続きコンテンツを楽しむことが可能です。
2.
HTML5への作り直しが不要
FlashコンテンツをHTML5に再構築するには、膨大なコストがかかる場合があります。しかし、『JswfPlayer』を使用すれば、そのままコンテンツを維持できるため、コスト削減にも繋がります。
3.
安心のセキュリティ
Flashには度々セキュリティ上の脆弱性が指摘されてきましたが、『JswfPlayer』はJavaScriptで構築されており、これらのリスクを大幅に軽減しています。安全性を重視する企業や個人ユーザーにも安心して利用していただけます。
デモ版の利用方法
『JswfPlayer』が気になる方は公式サイトでβ版のデモを体験できます。また、サービスに関する質問や問い合わせも公式サイトから行えるので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。公式ウェブサイトは
こちらです。
会社概要
株式会社ソニックムーブは、東京都新宿区を本拠地とし、2002年に設立されました。主な事業はLINE専用CRMツールの運営や各種ウェブコンテンツの企画・開発・運営です。新たな技術に取り組む姿勢と高い技術力で、今後の事業展開にも期待が寄せられています。
詳細については、
公式サイトをご覧ください。