新たな風を吹き込むマイクロブルワリー
長野県小諸市で、2024年秋に新しいマイクロブルワリー「北國街道麦酒」が登場します。本プロジェクトは、株式会社プラスフォレストと埼玉県に拠点を置くオーズ・クラフトワークの合作であり、地域の果物を生かした独自のクラフトビールを製造し、地元の魅力を発信することを目的としています。
背景と目的
これまでプラスフォレストは、小諸市と軽井沢町の两个事業所で、ワインやシードルの製造・販売を行ってきました。しかし、さらなる地域活性化を目指し、クラフトビール事業の導入を決定しました。小諸市の歴史的な町並みと特徴ある果物を背景に、新たな「ものづくり」を志向し、地元コミュニティと共に育みたいとの強い想いがあります。
ここ小諸市は、降水量が少なく昼夜の温度差が大きい地域環境により、桃やりんごなどの果物栽培が盛んです。これら地元の特産物を活かしたフルーツビールの開発へも挑戦し、地域の新たな魅力を創出する予定です。
施設の概要
「北國街道麦酒」は、以前ワイナリーが運営されていた施設にブルワリーを設立し、1階にはワインショップ、2階にはゲストハウスを備えています。この施設ではワインの販売も継続しつつ、新たにクラフトビールを提供します。
アンワイナリー&ブルワリーという名前のもと、訪れる皆様には地域色豊かな飲料体験を楽しんでもらえることを目指しています。特に、できたてのクラフトビールを提供することで、訪問者や地元住民に新鮮さや楽しさを実感してもらえるでしょう。
技術提携と地域貢献
オーズ・クラフトワークが技術提携を通じて、ワインとビール双方の技術交流を行い、地域特産の素材を利用した商品開発に力を入れます。これにより、観光名所や飲食店とも連携し、地域住民との交流を深めるイベントやワークショップの開催も計画中です。
イベント情報
2024年の8月12日には、アンワイナリー&ブルワリーショップにて、「醸造家と会える・ご挨拶イベント」が予定されています。このイベントでは、ワインやクラフトビールの試飲や販売が行われ、実際の製造プロセスや商品の魅力について醸造家と直接話せる貴重な機会となるでしょう。
地元の支援
ノンプロフィット団体や地域の事業者が連携し、様々な支援を受けながらプロジェクトを推進しています。地元の皆様からの応援もあり、地域と共に成長するブルワリーを目指しています。
未来展望
小諸の歴史ある背景を生かし、新たな「ものづくり」を体現する「北國街道麦酒」は、地域の顔が見える飲み物作りを行い、観光客や地元住民から愛される存在となることを目指します。2024年内には初出荷も予定されており、今後の成長が期待されます。
この新しいマイクロブルワリーの開設は、小諸市の魅力を高める一助となることでしょう。今後の展開にぜひご期待ください!