第16回山形国際ムービーフェスティバルが開幕
山形市で11月13日(金)から15日(日)の3日間にわたって行われた第16回山形国際ムービーフェスティバル(YMF)。今年のテーマは「才能よ、雪に埋もれるな。」であり、若手クリエイターたちの作品が一堂に会するコンペティションが行われました。
感染対策で安心な環境を実現
本フェスティバルでは、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、リアル開催を実現するために、特別なコロナ対策専門チームを設置しました。参加者やスタッフ全員が、館内における検温チェックと消毒、換気を徹底し、より一層の安全対策を講じました。
さらに、全ての参加者には特製マスクが配布され、特に審査委員やゲストには到着後すぐにPCR検査を実施。結果は全員「陰性」であり、山形滞在中も安心して会話や飲食を楽しむことが可能になりました。
吉村委員長の想い
運営委員長の吉村和文氏は、「延期やオンライン開催を検討する中、たくさんの激励をいただき開催に踏み切った。普段とは異なるプログラムとなったが、安心安全であることを第一に、その中で今できることを精一杯行った」と述べました。レセプションパーティーやライブの中止が残念でしたが、参加者の安全を最優先にした姿勢が印象的です。
新しいイベント開催の模索
今回の試みを通じて得られた経験や実績を各方面に共有し、今後もコロナ禍における新しいイベントの在り方を探究していく意向が示されています。このような柔軟な対応が、他のイベントにも良い影響を与えることが期待されます。
今後も山形国際ムービーフェスティバルは、若手クリエイターたちの才能を引き出す舞台として、また地域の文化を育む重要なイベントとして、ますますの発展が期待されます。新たな映画の熱気が山形に広がる中、次回の開催も多くの方に支持されることでしょう。
お問い合わせ情報
山形国際ムービーフェスティバル事務局
TEL:023-682-7235(9:30~17:30)
山形市嶋北1-2-2(MOVIE ON内)
公式サイト:
https://movieon.jp/ymf/