横浜市が再生可能エネルギーと特産品の魅力を発信
横浜市は2050年の脱炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの普及拡大に取り組んでいます。本市では、再エネ資源が豊富な自治体と連携し、持続可能な社会を目指しています。
このたび、横浜市庁舎の1階アトリウムで行われる「再エネ連携自治体交流物産展」が、3月13日(木)と14日(金)の2日間にわたって開催されます。このイベントは、東北・北関東地方からの特産品を一堂に集め、地域の資源や魅力を広く知ってもらうことを目的としています。どなたでも気軽に訪れることができるこの物産展は、地域振興に大きく寄与することでしょう。
物産展の詳細
- - 日時: 令和7年3月13日(木)13:00〜18:00、14日(金)10:00〜17:00
- - 場所: 横浜市役所1階アトリウム(神奈川県横浜市中区本町6-50-10)
- - 参加自治体の特産品:
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青森県: 横浜町の特産品
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岩手県: 久慈市、葛巻町、普代村(13日のみ参加)などが自慢の味を提供
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秋田県: 八峰町
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福島県: いわき市
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茨城県: 神栖市
参加した自治体からは、各地の特産品が販売され、観光PRも行われます。たとえば、岩手くずまきワインや、軽米町の果実「さるなし」、野田村のドリップバッグコーヒー、九戸村のあま茶リーフ、一戸町のくるみもなか、いわき市のハワイアンカレーせんべい、神栖市産の新鮮な野菜など、多彩な特産品が揃います。これらは、再生可能エネルギーを活用した地域の活性化にも寄与しています。
再生可能エネルギーへの取り組み
横浜市は再エネの創出ポテンシャルが2050年までに市内の電力消費量の約10%に達すると試算しています。しかし、再エネへの転換を進めるためには、電力供給のために市域外からの連携が不可欠です。このため、横浜市は17の市町村と連携協定を締結し、地域活力の創出や再エネの利用拡大に向けた取り組みを行っています。
今後も横浜市は地域の特産品を通じて、再生可能エネルギーの重要性を伝えつつ、地域振興と環境への配慮を両立させたイベントを続けていく考えです。脱炭素化の実現に向けた活動の中で、この物産展は参加者にとって新たな発見となるでしょう。
横浜市にお越しの際は、ぜひ「再エネ連携自治体交流物産展」の訪問を計画してみてください。地域の特産品を味わいながら、持続可能な未来に貢献する素晴らしい体験が待っています。