人流データが導く
2024-07-23 17:35:43

人流データ活用の新しい展望!グッドアイディアカンパニーの新たな出店戦略

人流データ活用の新しい展望!



飲食業界は、常に変化し続けるトレンドや需要に敏感であることが求められます。そのため、適切なデータを駆使して、タイムリーな意思決定を行うことが重要です。この点で注目されているのが、株式会社Bamoove(バムーブ)と株式会社ナウキャストの協力による、人流データを活用した売上予測モデルです。

1. 出店支援の背景



現在、インバウンド客や若者層が集まる都市部の飲食店では、様々なデータを解析し、顧客ニーズに即したサービスや立地を選定することが不可欠です。これまでは人口統計や地理統計に基づく分析が行われてきましたが、バムーブとナウキャストは、人流データに着目しました。このアプローチは、よりリアルタイムに通行量を把握でき、新規出店における経営判断をサポートします。

特に、いちご飴専門店「Strawberry Fetish」を展開するグッドアイディアカンパニーは、過去の出店においても物件情報をもとに目測や経験則で売上予測を行い、機会ロスや誤った判断を招くことがありました。この問題を解消するために、ナウキャストとの協業が始まりました。

2. 協業の概要



株式会社ナウキャストは、「KDDI Location Analyzer」から得られる人流データを活用し、グッドアイディアカンパニーが提供した売上データを基に売上予測モデルを構築しました。このモデルによって、店舗前の年間通行量から売上を予測できるかを検証しました。熊本ではすでに効果が見られており、その結果がバムーブの立地選定コンサルティングに生かされています。

3. 検証のプロセス



目的



  • - 店舗前の年間通行量を通じて売上を予測する能力を評価する。

利用データ



  • - 「ストロベリーフェチ」の既存の路面店6店舗の2023年の売上データ
  • - 20代女性が10時~22時に通行した人流データ

検証方法



既存店舗の売上を正解データとし、主要ターゲットである20代女性の人流データを説明変数として売上予測モデルを構築。また、実際の売上と予測値の乖離を確認しました。

結果



検証の結果、店舗前の通行量と売上には正の相関が見られ、これにより売上予測モデルの実用性が示されました。このデータは新規出店判断に大いに役立つと考えられます。

4. 今後の展望



今後、バムーブとナウキャストは人流データのさらなる活用に注力し、さまざまなオルタナティブデータと組み合わせることで、商圏分析の精度を向上させることを目指しています。特にグッドアイディアカンパニーをはじめとする飲食店に対し、データ解析を通じたマーケティング支援が一層進むでしょう。

まとめ



人流データを基にした売上予測モデルは、飲食業界の新しいビジネス戦略を切り開く重要な手段となることが期待されます。

株式会社Bamooveについて



Bamooveは、多店舗展開を支援する専門会社であり、独自のノウハウとネットワークを活かし、店舗開発を行っています。現在、60社以上の店舗展開を支援している実績があります。

株式会社ナウキャストについて



ナウキャストは、オルタナティブデータを用いたビッグデータ解析を専門とし、国内外の多くの企業に対して経済データの分析を行っています。


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会社情報

会社名
株式会社Bamoove
住所
大阪府大阪市西区江戸堀1-16-22
電話番号
080-4021-0643

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