カナガワリ・古典プロジェクトin 川崎・横浜鶴見
神奈川県が誇る伝統文化を現代風に再発信する「カナガワリ・古典プロジェクト」。今年度は川崎市と横浜市鶴見区の2会場で多彩な企画を開催します。それぞれの会場で、地域に根ざした芸能や古典音楽を体感できる貴重な機会です。
横浜鶴見会場のイベント
横浜鶴見でのイベントは、2024年10月26日(土)午後5時から7時まで、鶴見区民文化センターサルビアホールで行われます。この会場では、神奈川県内にある寺院での「声明(しょうみょう)」の公演が行われます。声明とは、僧侶が経典を音楽的な技巧で唱える日本の伝統的な声楽です。観客は普段なかなか体験できない声明の世界に浸ることのできる貴重な機会です。
公演は2部構成となっており、1部は時宗総本山の清浄光寺(遊行寺)、2部は曹洞宗大本山の總持寺がそれぞれ50分間にわたり公演を行います。チケットは一般3500円、学生2500円と有料ですが、その内容に見合った体験が待っています。
申し込み方法
チケットはオンラインで購入可能です。一次申込は8月20日から9月30日まで受け付けています。定員は250名で、応募者が多い場合は抽選が行われます。二次ケースも設けられており、10月26日までの先着150名に対応しています。
川崎会場のイベント
続いて、川崎会場では2024年11月23日(土・祝)に2部構成でイベントが行われます。ホール公演は14時から17時まで、また、その前には10時半から11時半まで民俗芸能を体験できるワークショップも実施されます。
ホール公演では、地域に根ざした民俗芸能が披露されます。川崎に伝わる獅子舞や日本各地の獅子舞が揃い、沖縄の民俗芸能も登場します。公演に参加することで、各地域の文化を身近に感じられるでしょう。
ワークショップ
ワークショップでは、神奈川の山間部で伝承されている民俗芸能を体験できる内容が用意されています。特に「三増の獅子舞」や「足柄ばやし」を実際に体験できるため、参加者は伝統に触れ、自らの手で文化を継承する楽しさを感じられます。
参加方法と費用
ホール公演の入場は無料ですが、申し込みが必要です。こちらもオンラインでの申し込みが求められ、定員は250名で、応募が多かった場合は抽選になります。ワークショップも別途申し込みが必要で、各回10名の定員が設けられるため、早めの申し込みが推奨されます。
主催者情報
このプロジェクトは、神奈川県と川崎市が共催し、文化庁の文化芸術振興費補助金を活用して進められています。伝統文化を継承し、地域の魅力を再発見する良い機会です。興味のある方はぜひ参加してみてください。
お問い合わせ
詳細な情報や最新の情報は神奈川県の公式ホームページで確認できます。また、取材を希望する方は当日の会場受付にてお申し出ください。