食品ロスを活用した新しいビール「イタリアンレッド」登場！

食品ロスと向き合う新しいビール「イタリアンレッド」

日本のビール市場に新たな風を吹き込む、キリンビールと株式会社日清製粉ウェルナが共同開発した「イタリアンレッド～トマト＆パスタ～」。このユニークなビールは、食品ロスとして扱われるパスタを活用して作られています。12月17日から、スプリングバレーブルワリー東京にて数量限定で販売が開始される予定です。

アップサイクルプロジェクトとは？

このビールの背景には、食品ロスを削減するための「『パスタデミライ』アップサイクルプロジェクト」があります。多くの食品が、見た目や商慣習の理由から廃棄されてしまう現状に対抗するために、日清製粉ウェルナが立ち上げたこのプロジェクトは、使われなくなったパスタを価値ある商品に変えることを目指しています。

持続可能な取り組み

キリンビールもこの取り組みに賛同し、食品ロス問題を「ネイチャーポジティブ」と「サーキュラーエコノミー」の観点から捉えています。共に持続可能な社会を築くために、企業が取り組む姿勢は今後ますます重要になっていくでしょう。

パスタを用いた独自のレシピ

「イタリアンレッド」は、ビールの主原料である大麦の一部を食品ロスとなったパスタに置き換えています。このビールを製造するために、日清製粉ウェルナから提供されたのは、100kg、つまり1,000食分のパスタです。このようにして作られたビールは、どんな味わいになるのか、楽しみです。

フェア開催の告知

「イタリアンレッド」は、SVB東京での特別販売とともに、12月17日から12月30日までの期間中、「パスタデビール」フェアも開催されます。このフェアでは、日清製粉ウェルナの「マ･マー」ブランドを使用した特別メニュー4品とともに、この新しいビールとのPairingを楽しむことができます。

新しいビール文化の創造

新たに登場する「イタリアンレッド」は、ビール好きはもちろん、まだクラフトビールを体験したことのない方にも新しいおいしさや楽しみ方を提供することを目的としています。”次の時代のビール文化の創造”を実現するべく、キリンビールは力を注いでいます。クラフトビールの多様性を限りなく引き出し、多くの人にその魅力を伝えていくことで、ビールの新たな楽しみ方が広がることを期待しています。

まとめ

「イタリアンレッド～トマト＆パスタ～」は、ただのビールではありません。環境への配慮と、新しい価値の創造が融合した一杯として、多くの人に味わってほしい商品です。数量限定での販売となりますので、この機会をお見逃しなく。

今後もこのような取り組みが広がり、持続可能な社会づくりに貢献することを楽しみにしています。