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富士薬品、小鹿野町との新しい連携協定について

2025年3月14日、埼玉県小鹿野町において、株式会社富士薬品が町と包括連携協定を締結しました。この協定は、防災強化と町民の健康づくりを主な目的としており、地域社会の活性化に向けた5つの重要項目に基づいています。

協定締結の背景

小鹿野町では、少子高齢化の進行が地域活力の低下を招く懸念があり、「選ばれるまち」を目指す取り組みが行われています。若い世代が生活し続けられる環境づくりや、地域福祉の強化、生活習慣病対策などを通じ、自主的で持続可能なまちづくりを進めています。

一方、富士薬品は、医薬品の研究開発から製造・販売までを手がける企業で、地域住民の健康促進を使命としています。「とどけ、元気。つづけ、元気。」というスローガンのもと、約1,500軒の家庭や企業に配置薬を提供しており、地方自治体との連携も行っています。今回の協定締結は、自治体との連携協定としては19例目となります。

協定の主要項目

協定の内容は、以下の5つの項目で構成されています。

1. 防災対策の強化：災害時の備えとして、必要な防災グッズや備蓄品を提供し、災害発生時には医薬品を無償提供します。また、地区の防災情報を公式LINEで住民に配信する取り組みも行います。

2. 健康促進活動：登録販売者資格を有する営業員が、OTC医薬品の正しい使用方法や病気予防について啓発し、町民の健康意識を向上させる活動を行います。

3. 健康情報の発信：配置薬契約者への訪問を通じ、健康診断への参加促進や健康に関する情報を動画やチラシを用いて提供します。

4. 見守り活動：訪問時には高齢者の見守りや防犯に関して声掛けを行い、地域内の安全に貢献します。

5. 地域活性化の支援：上記以外にも、町と協議の上、地域活性化に必要な取り組みを検討し実施することが含まれています。

今後の展望

富士薬品は、小鹿野町との連携を通じ、地域社会の防災及び健康づくりを深化させると共に、町民の福祉と安全に寄与することを目指しています。今後も地域密着型の活動を続け、町の魅力向上に貢献していく所存です。富士薬品の次なるステージとして、地域が抱える課題やニーズに応えるクリエイティブなソリューションを展開していくことでしょう。

会社概要

株式会社富士薬品は、1930年に富山県富山市で創業し、医薬品の配置販売を基に事業を拡大しました。現在では、ドラッグストアや調剤薬局、医薬品の製造・研究開発など多岐にわたるサービスを展開中です。全国には1,271店舗の「セイムス」ブランドがあり、地域の人々の健康を支えるために尽力しています。

公式サイトも是非ご確認ください：富士薬品公式サイト。

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