『じかん屋テンペリア』寄贈
2025-10-10 17:17:24

イタリア絵本『じかん屋テンペリア』が尼崎の小学校に寄贈される

イタリアの絵本『じかん屋テンペリア』が尼崎市の教育現場に新風を吹き込む



尼崎市で、特別な絵本の寄贈が決まりました。その名も『じかん屋テンペリア』。この作品はイタリアの出版社Kotobaya Booksから出版され、翻訳家の後藤彩さんが手掛けました。日本の教育界においても注目されているこの絵本が、尼崎の市立小学校41校と特別支援学校1校に寄贈されることになりました。

誌面の裏には強い思いがあった


この寄贈プロジェクトが実現した背景には、後藤さんと池洋輔さん(時計修理店「タイムリペアY」代表)の温かい交流があります。彼らは地域貢献と絆を重視した活動を行っており、池さんの店舗が地元紙に取り上げられたことをきっかけに連絡が始まりました。特に、池さんが行っている“眠っている時計を引き取り、その売上を震災の義援金へ寄付する”という取り組みに、後藤さんは深い感銘を受けたのです。

『じかん屋テンペリア』は「時間を売る」ことから生まれる新しい価値観を子どもたちへ提案しています。このコンセプトは、今の時代を生きる子どもたちに重要なメッセージを送るものであり、親たちにもその意義を伝えたいという思いが二人の間で共鳴しました。

寄贈式の詳細


寄贈式は、令和7年11月4日(火)の8時25分から、尼崎市立竹谷小学校の体育館で行われます。読書週間に合わせて行われるこの式では、寄贈される本の贈呈と共に感謝状も贈られる予定です。これにより、絵本の価値や意義が地域の子どもたちに伝わることを期待しています。

対象学校の範囲


今回のプロジェクトでは、市立小学校41校と特別支援学校1校、合計42校に絵本が配布されます。これにより、地域の子どもたちが一緒に読む文化を育むだけでなく、子どもたち自身が持つ時間や過去、未来への意識を深め、自らの成長に繋げることが期待されています。

終わりに


この取り組みは、地域の人々が力を合わせて子どもたちへ新しい価値を提供する素晴らしい例です。今後も後藤さんや池さんを始めとする地域の方々の連携が、充実した教育環境を生み出すことでしょう。『じかん屋テンペリア』の魅力が、多くの子どもたちに届くことを願っています。


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