訪問看護「縁」が譲受
2024-09-02 09:44:46

株式会社ARIA、訪問看護ステーション「縁」を譲受し地域医療に貢献

株式会社ARIA、訪問看護ステーション「縁」を譲受し地域医療に貢献



大阪府と兵庫県を中心に訪問看護サービスを提供する株式会社ARIAは、2024年9月1日付で訪問看護ステーション「縁」の事業譲受を発表しました。これにより「縁」の代表である堀江陽子氏と従業員1名がARIAへと移籍し、より強固な地域医療の提供体制が整います。

訪問看護の重要性と背景



日本では在宅医療や地域包括ケアの重要性が高まっていますが、訪問看護ステーションの多くは小規模であり、看護師が5人未満というステーションが約50%を占めるという現実があります。このような小規模事業者の経営者は、経営と運営の両立が難しく、廃業を余儀なくされるケースも少なくありません。堀江代表も「経営者として未熟だったが、利用者を大切にしたい」という思いから、事業譲渡を検討していました。

AMIは、「医療従事者が報われる世界」をクレドに掲げ、医療従事者と利用者の双方が笑顔で暮らせる環境を目指しています。この理念が地域医療に貢献するという点での確信が、事業譲受の決め手となりました。

堀江陽子代表のコメント



堀江氏は「縁」を2023年8月に開設し、地域医療に貢献したいという強い理念で活動してきました。しかし、経営面での課題や多忙な日々の中で、事業の継続に悩む場面も多々ありました。そこで、株式会社ARIAの宮崎社長に相談し、共に地域医療に貢献する道を探ることとなります。

彼女は「医学と経営の両面から地域医療に寄与したい」との想いを持ち、ARIAで新たに看護師として復帰できることに喜びを感じています。

株式会社ARIA 宮崎社長のビジョン



宮崎大輔社長は、医療従事者不足が深刻化する中、地域医療を支えるためには『人材の確保が必要』だとし、今後も事業譲受や買収を通じて地域医療への貢献を強化する考えを示しています。彼は「医療を必要とする方々と、それを支える医療従事者の人生を豊かにする役割を担っていきたい」と語ります。

NewGate訪問看護ステーションのサービス内容



1. 24時間365日対応



40名以上の看護師が在籍し、いつでも迅速な医療サービスを提供します。夜間や休日を問わず、利用者のニーズに的確に応えます。

2. 小児から老年期までカバー



利用者の年齢に応じた的確な看護を行い、特に小児医療に関しても少しずつ整備されつつあります。

3. 経験豊富なスタッフの存在



臨床経験が豊富なスタッフが多数在籍し、難病や身体障害、精神疾患、看取りまで幅広く対応可能です。特に小児訪問看護にはNICU経験者や救命急性期病棟の経験を持つ看護師が多く、安心して依頼できます。

小児訪問看護の必要性



小児訪問看護は成人に比べ不足しており、「縁」では発達障害支援や児童精神科にかかっている子供たちへのサポートも大切にしています。遊びの中で療育を実践し、個々の特徴を伸ばすプログラムを展開しています。

まとめ



今後も株式会社ARIAは訪問看護を通して、地域医療の拡充を図り、医療従事者が報われる世界を実現するための努力を続けていくことを宣言しています。地域医療に貢献したい気持ちをかたちにしていくその姿勢に、今後も注目が集まるでしょう。

会社情報



株式会社ARIAは、2022年設立。医療従事者と利用者を支え合う環境を創出すべく、看護師の自己実現を目指す企業として成長しています。


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会社情報

会社名
株式会社ARIA
住所
大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-6伊藤佑ビル大阪本町7-I
電話番号
080-5337-9494

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