分析機器初心者のための新たな指南書
一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)は、分析機器に関心のある初心者向けに新たな書籍「分析機器の手引き -機能の理解と活用-」を発刊しました。この書籍は、理工学、医学、人文社会科学の専門出版社である丸善出版が協力し、初心者が機器分析の基礎を学びやすい内容に仕上げられています。
書籍の背景と特徴
現代の分析化学や機器分析に関する書籍は数多く存在しますが、多くの場合、理論的な知識や分析手法に重点が置かれがちです。その中で本書籍は、実際に使用される分析機器自体に着目したことが大きな特長です。117種類の分析機器が9つの目的別カテゴリーに分けられ、それぞれの機器について装置構成、機能、応用例が解説されています。
特に、装置構成図や具体的な測定例も掲載されることで、視覚的にも理解しやすい構成となっています。このため、初学者が実際の使用シーンを思い描きながら学ぶことができるでしょう。これにより、研究・開発、品質管理、環境計測など、さまざまなフィールドでの分析機器の利用が促進されることを期待しています。
より広いアクセスを目指して
従来の「分析機器の手引き」は、JAIMA事務局を介した販売に限られていたため、入手が難しいという側面がありました。しかし、初心者に幅広く手に取ってもらうことを目指し、この新書籍が企画されました。今後、分析機器やその機能についてしっかりとした知識を持つ人材を育成することで、業界全体の発展にも寄与する意義深い取り組みです。
書籍の基本情報
- - タイトル: 分析機器の手引き -機能の理解と活用-
- - ISBN: 978-4621312711
- - 編集: 一般社団法人日本分析機器工業会(JAIMA)
- - 監修: 保母敏行教授(東京都立大学名誉教授)、長澤佳克(分析化学技術コンサルタント)、米森重明(合同会社米森技術士事務所代表)、八谷宏光(JAIMA技術委員会副委員長)
- - 発売日: 2026年1月28日
- - 体裁: B5判、192ページ、並製
- - 定価: 3,300円(税込)
書籍に関する詳細情報は、
こちらから確認できます。初心者の方々が機器分析の魅力と可能性を理解するための一助となることを期待しています。