城東小学校の食品ロスゼロプロジェクト
令和7年10月2日、姫路市の城東小学校で、子どもたちによる画期的な取り組みが行われます。このプロジェクトは、給食の残菜問題を解決し、食品ロスをなくすために立ち上げられました。参加するのは、小学校4年生の児童たちです。
趣旨・目的
「もったいない」という言葉が広く使われている中、実際に行動を起こすことが大切だと考えた児童たち。彼らは、給食の残菜という身近な課題に目を向け、自ら手を尽くして食品ロスを減らしていこうと決意しました。この初めてのプロジェクト名は「食品ロスゼロプロジェクト」。
彼らの小さな挑戦は、大人たちの常識を覆し、地域の意識を変える一歩となることでしょう。
活動内容
ごみと食品ロスを知る
社会科の授業では、私たちの生活の中で出るごみの多くが食品残渣であると学びました。児童たちは、給食での残菜問題に真剣に取り組み、世界での食品ロスの現状や姫路市のリサイクル施策についても学びました。
チームの立ち上げ
子供たちは、自分たちが本気で取り組みたいテーマを考え、チームを結成。コンペ形式でのアイデア出しを行い、各グループで具体的な活動内容を決定していきます。これにより、活動へのモチベーションを高めました。
保護者との連携
活動が活発になるように、保護者にも授業のサポーターとして参加を呼びかけました。一緒に考え、協力しながら食品ロスの削減に向けて進んでいく姿勢は、地域全体の意識改革にも繋がります。
地域との協力
プロジェクトは地域のスーパー、カワベとの連携を深めています。地域の方々と協力しながら、活動の輪を広げてしましょう。
実施内容
カワベ姫路城東店での活動の具体例を見てみましょう。以下の施策を通じて、参加者や買い物客に対して食品ロスの問題を考えてもらいます。
- - 助けてシールの貼付:食品ロスを減らすための啓発活動。
- - 食品ロスゼロ新聞を買い物客に配布し、情報を共有。
- - 残菜活用レシピを提供し、具体的な取り組みを促します。
- - 食品ロスゼロポスターを掲示し、視覚的な啓発を図ります。
結果発表
プロジェクトの活動後には、成果や課題、そして彼らが学んだことを参加者と共有するためのシンポジウムも予定されています。これにより、活動の振り返りや地域コミュニティとの対話が促進されます。
子どもたちの真剣な取り組みが、姫路市全体に広がり、持続可能な未来につながることを願います。