泉大津市とタカショーデジテック、地域活性化に向けた包括連携協定を締結!
大阪府泉大津市は、株式会社タカショーデジテックと、地域活性化と「Well-being」な社会の実現に向けた包括連携協定を締結しました。この協定は、地域資源の魅力発信、地域活性化、交流人口・関係人口の拡大、市民の健康増進、シティプロモーションという5つの分野にわたる取り組みを推進することを目的としています。
泉大津市は近年、駅前図書館やなぎさ公園シーサイドBBQ施設「N GRILL」、健康づくり拠点公園などのハード整備に加え、子育て施策や健康施策といったソフト面の充実にも力を入れてきました。その結果、2023年には転入超過を達成するなど、着実に成果を上げています。2025年の大阪・関西万博開催も見据え、市外からの来訪者増加に向けた取り組みにも積極的に取り組んでいます。
一方、株式会社タカショーデジテックは、「光の演出で人の心を彩る」を理念に掲げる屋外照明専門メーカーです。LED照明を活用した新たな価値創造を目指し、数々の実績を誇ります。同社の持つ照明技術を泉大津市の魅力向上に活用することで、回遊性の向上や市外からの流入増加が期待できるとして、今回の連携協定締結に至りました。
具体的な連携内容:泉穴師神社のライトアップ
具体的な連携として、まず、泉穴師神社をライトアップすることが決定しました。11月13日には点灯式を開催し、関係者一同で喜びを分かち合いました。
今回のライトアップは、台風21号の被害で倒壊した樹齢600年の御神木を自然災害遺産として残す取り組みの一環でもあります。御神木をライトアップすることで、市民や観光客への周知を図り、自然災害の教訓を後世に伝えていくことを目指しています。
ライトアップ期間中には、津守宮司による「泉穴師神社ナイトツアー」も開催。神社の歴史や魅力を伝えることで、観光客誘致にも繋げます。
将来的には、泉穴師神社以外にも、市内の魅力的なスポットを複数箇所ライトアップし、市全体の回遊性を向上させる計画です。これにより、観光資源の魅力発信、地域活性化、そして市民の健康増進へと繋げていくことを目指しています。
株式会社タカショーデジテックについて
株式会社タカショーデジテックは、和歌山県海南市に本社を置く屋外照明専門メーカーです。企業理念である「光の演出で人の心を彩る」を体現し、屋外照明事業、LEDサイン事業、イルミネーション事業、デザイン事業を展開。有名ブランドのLEDサインや、有名ホテル旅館の照明プランニング、プロダクトデザインなども手掛けており、照明メーカーの枠を超えた活動を展開しています。
泉穴師神社について
泉大津市最大の神社である泉穴師神社は、天武白鳳元年(672年)の創建と伝えられています。本殿・摂社住吉神社本殿・春日神社本殿は重要文化財に指定されており、境内には多くの樹木が生い茂り、「泉穴師神社の森」は「大阪みどりの百選」にも選ばれています。台風21号の被害を受けた御神木を災害遺産として保存するため、クラウドファンディングを実施し、目標金額を大きく上回る資金を調達しました。
今回の包括連携協定締結は、泉大津市の更なる発展と魅力向上に大きく貢献すると期待されています。タカショーデジテックの技術と泉大津市の魅力が融合することで、新たな観光資源の創出、地域経済の活性化、そして市民の生活の質向上に繋がることが期待されます。