企業のデータ活用を革新する「BI powered by GB」
ゴードン・ブラザーズ・ジャパン(GBJ)は、2019年6月3日より新たなビジネスインテリジェンス(BI)ツール「BI powered by GB」を導入しました。このツールは、企業の膨大なデータを“見える化”し、迅速な経営判断をサポートすることを目的としています。今の時代、企業の競争力は、蓄積したデータをいかに効果的に集計・活用できるかにかかっており、経営判断の速さが勝負を分ける鍵となります。
「BI powered by GB」は、米国のゴードン・ブラザーズ・グループ社が持つ100年以上の動産評価や投融資に関する知識を基に、企業ごとにカスタマイズして提供されます。これにより、業種や事業特性を考慮した重要なKPIの設定と、実際の業務に即したインターフェースを実現しています。
最新のBIツールがもたらすメリット
この新しいBIツールの大きな利点は、以下の点にまとめられます。
1. データの見える化と高速な経営判断
「BI powered by GB」は、ユーザーが集約されたデータを簡単に確認できるダッシュボードを提供します。リアルタイムで経営状況を把握できるため、迅速な意思決定が可能です。また、ドリルダウン分析機能により、必要なデータを段階的に掘り下げ、具体的なアクションを策定することも可能です。
2. 実践に基づいた解決策の提示
GBJは、これまで多くの企業を支援してきた経験を生かし、課題の発見・特定だけでなく、実践的な解決策を提供します。例えば、在庫削減や滞留在庫発生防止、マーチャンダイジング戦略の修正、生産革新によるリードタイムの短縮など、具体的な対応策が提案されています。
3. コスト削減と経営資源の最適化
大規模なシステム設計や高額なソフトウェアの導入が不要なため、企業は資金を他の重要な部門に振り向けることができます。これにより、経営資源の有効活用が促進され、全体の業績向上につながるでしょう。
業種別メリットの紹介
「BI powered by GB」は、流通・小売業、製造業それぞれに特有のメリットを提供します。
*流通・小売業のメリット
- - 利益が低下する在庫を特定し、効率的に削減する方法が提供されます。
- - データに基づいた迅速なマーチャンダイジング戦略の修正が可能となります。
*製造業のメリット
- - 安全在庫の基準を需要動向に応じて見直すための指針が得られます。
- - 生産効率の改善に向けたデータ活用が促進されます。
今後の展開
今後、GBJは動産に関する豊富な知識を活用し、企業の成長支援にも力を注いでいく予定です。「BI powered by GB」は、企業が収集した情報を有効に活用し、競争力を維持・向上させるための強力なツールとなることでしょう。
【株式会社ゴードン・ブラザーズ・ジャパンについて】
GBJは、動産評価や換価の分野で知られる米国のゴードン・ブラザーズ・グループと、日本政策投資銀行が共同で設立した会社です。幅広い業種に対し、動産から得たキャピタル・ソリューションを提供しており、アパレルや家電をはじめ、製造業全般に対するコンサルティングなど、多岐にわたってビジネスを展開しています。これにより、企業が財務や資産の見直しを行い、持続的な成長を目指すための支援を行っています。