日本進出するAI企業
2025-03-31 09:24:47

韓国のAIユニコーン企業が日本市場進出を加速する新法人設立

韓国の半導体企業Rebellionsが日本法人を設立



韓国に本社を置くAIユニコーン企業、Rebellions(リベリオン)は、新たに「Rebellions Japan株式会社」を東京に設立しました。この動きは、日本市場での事業拡大を図るために重要なステップです。日本のデータセンター市場において競争力を高め、グローバルなAIインフラ市場でも確固たる立ち位置を目指しています。

日本法人設立の背景



Rebellions Japanの設立は、日本の顧客企業との連携強化と迅速な技術サポートの提供を目的としています。新たに営業と技術サポートの専門チームが組織され、顧客開拓や事業推進に注力します。特に、東京大学出身でMUSINSAの初期日本事業を担当した実績を持つキム・ヘジン(Heajin Kim)が中心となり、事業を展開していくとのこと。今後は日本のクラウドサービスプロバイダーや通信事業者との連携を深めていく予定です。

日本市場に見る成長曲線



日本のAIデータセンター市場は急激な成長を見せ、AI半導体の需要は今後爆発的に増加すると考えられています。OpenAIやMicrosoftといったグローバル企業が日本のAIインフラに多大な投資を行っている中、日本政府もビジョンを持ってAI産業の強化を進めています。Rebellionsは、その技術力を活かし、より早く市場に進出することを目指しています。

既存の実績と市場の反応



Rebellionsは日本市場での展望を見据えて、日本のベンチャーキャピタル「DG Daiwa Ventures(DGDV)」から出資を受け、地元ネットワークの拡大や潜在顧客の獲得に取り組んできました。2024年には日本市場での初めての売上も期待されています。これまで築き上げた基盤が、今後の成長に大いに寄与することでしょう。

代表取締役パク・ソンヒョンのコメント



「日本はAIインフラが急速に発展している国であり、私たちにとって非常に重要な市場です。私たちの強みはAI半導体の開発からデータセンターでのPoC(概念実証)まで一貫して行える点です。日本のトップ企業と連携し、技術面での協力を強化しています。この法人設立を機に、日本市場に根付いた事業拡大を進め、将来的にはサウジアラビア法人も完成させ、グローバルAIインフラ市場でもその存在感を示していきたいです。」

Rebellionsの展望



生成AIに特化した高効率AI半導体の開発で名を馳せるRebellions。2023年には量産製品「ATOM」を発表し、2025年には次世代製品「REBEL」を予定しています。設立からわずか3年で総額3000億ウォン以上の資金を調達し、SK TelecomやKTとの連携を強化しつつ、アジアを代表するユニコーン企業としての地位を築いています。

今後の展開にも目が離せません。Rebellionsの取り組みが日本市場にどのような影響を与えるのか、今後の動向が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
Rebellions Japan株式会社
住所
東京都港区虎ノ門 一丁目17番1号虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
電話番号
03-6625-4684

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