新梅田シティ、最高評価獲得
2025-03-18 12:46:19

新梅田シティが国交省の評価で緑地確保計画トップ評価を獲得

新梅田シティが最高評価のトリプル・スターを獲得



大阪の新梅田シティが、国土交通省による優良緑地確保計画認定制度「TSUNAG」第1回認定において、最高評価のトリプル・スターを受賞しました。この認定は、緑地の質と量が共に十分であることを示すものであり、特に生物多様性の確保とウェルビーイングの向上に寄与している点が高く評価されました。

TSUNAG認定制度の目的

「TSUNAG」は日本の都市緑地法に基づいて設立され、良質な緑地を保持する取り組みを促進することを目的としています。都市緑地が世界的に減少している中、国土交通大臣が認定を行うことで、民間の事業者が緑地整備に取り組む意欲を高める狙いがあります。この制度は2024年にスタートし、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)評価にも関連づけられています。トリプル・スターの獲得により、新梅田シティは国際的な評価の向上と企業価値の増加にも寄与することが期待されています。

新梅田シティの特徴

新梅田シティは「自然との共生」をテーマにした総合的な都市開発の一環であり、連結した高層オフィスビルや高級シティホテルを抱えながら、周囲には美しい自然環境が広がります。特に目を引くのは、北側に位置する「新・里山」と名付けられた広大な区域で、ここでは在来樹種を使用した植栽が進められています。これは「5本の樹」計画の一環であり、都市の住宅地に生物多様性を持たせるために設計されています。

植栽と生物多様性の保全

「新・里山」では約8,000㎡の面積にわたり、様々な在来植物が植えられており、これは科学的に都市部における生物多様性の保全に効果があるとされています。また、生物の生息環境が確保されることで、地域の生態系とのつながりが形成され、さまざまな動植物が集まる場ともなっています。2023年には環境省から「自然共生サイト」にも認定を受け、民間の取り組みとしても高く評価されています。

地域との結びつき

新梅田シティは一般開放されており、訪れる人々が市内で自然の営みを感じることができます。また、地元の幼稚園や学校と協力し、田植えや稲刈り、野菜栽培などの活動を通じた教育プログラムも実施されています。これにより、地域住民と訪問者の双方のウェルビーイングの向上に寄与しています。

企業ビジョンと持続可能性

積水ハウスは、「わが家を世界一幸せな場所にする」というビジョンのもと、ESGに基づく持続可能な社会の実現を目指しています。新梅田シティでの取り組みは、その一環として地域社会と環境に貢献しているのです。今後も、このような具体的な行動を通じて、さらなる発展を遂げることでしょう。

このように、新梅田シティは国土交通省からの高い評価を受けることで、ただの都市開発にとどまらず、地域社会や環境全体に対しても良影響を与える取り組みを進めています。


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