京王電鉄が内閣賞受賞
2025-03-28 14:29:00

京王電鉄が優れた技術を評価され「内閣総理大臣賞」受賞

京王電鉄、内閣総理大臣賞を受賞



株式会社findが提供する「落とし物クラウドfind」を導入している京王電鉄が、先日開催された「第4回Digi田甲子園」にて内閣総理大臣賞を受賞しました。この受賞は、同社が全国的に注目を集める中での大きな成果となります。

「Digi田甲子園」は、内閣官房によるデジタル田園都市国家構想の下で、地域課題の解決に向けてデジタル技術を活用した取り組みを表彰するイベントです。京王電鉄の受賞は、特に落とし物返還における革新的なアプローチが評価されたものです。表彰式では、石破茂内閣総理大臣から表彰を受けた京王電鉄の代表取締役社長、都村智史氏は、今回の受賞がもたらす意味の重さを語りました。

数字で見る成功事例



「落とし物クラウドfind」の導入によって、京王電鉄は過去1年間に発生した約16,000件の落とし物のうち、実に約6,000件をお客様に返還することに成功しました。これは驚くべき約37.5%の返却率を示しています。また、画像検索機能の導入により、お問い合わせに対する返却率は前の約3倍に向上しました。このように、同システムの効果は確実に顕在化しています。

さらに、導入後はお忘れ物取扱所への電話件数も約3割減少しました。これは、顧客サービスの向上だけでなく、従業員の業務効率化にも貢献しています。

DXで変わる鉄道サービス



京王電鉄は2022年に始まった「京王オープンイノベーションプログラム」において、findが提案する技術を初めて導入した企業として、落とし物に関する業務の効率化を進めてきました。このプログラムは外部パートナーとのコラボレーションを活かして、新たなアイディアや技術を取り入れることを目指しています。

京王電鉄におけるこの取り組みは、今後他の鉄道事業者や商業施設への拡大も視野に入れて進められています。据え付ける「落とし物が必ず見つかる世界」というビジョンに向けて、findは共創の道を歩み続けています。

今後の展望



京王電鉄の成功は、デジタル技術がいかに業務を効率化し、顧客サービスを向上させるかの良い例です。今後これに続く企業も増えることが期待され、全体として日本の社会における落とし物返却文化が更に強化されていくことでしょう。デジタル技術の進化は止まらず、さらなるサービス向上が期待されます。

この受賞を機に、京王電鉄とfindは今後も協力して新しい技術を導入し、ユーザーの利便性を向上させ続けることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社find
住所
東京都中央区日本橋小伝馬町21番1号THE PORTAL Nihombashi East 1階
電話番号

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