新築高騰時代に、中古住宅市場が急成長を遂げる理由とは
現在、日本は新築住宅価格が高騰している時代に突入しており、多くの人々がこの経済的負担を軽減したいと考えています。このような背景の中で、中古住宅市場が注目を集めています。株式会社カチタスは、この中古住宅流通市場で顕著な成長を遂げ、2025年3月には累計販売棟数が8万棟に達することを発表しました。
着実な成長から加速的な発展へ
カチタスは2006年に中古住宅の買取再生事業をスタートしました。初の販売達成として1万棟を達成したのが2006年、その後、2018年末には5万棟に到達しました。この間、約12年をかけて4万棟の販売を行い、その後の7年間でさらに3万棟を販売するという急成長を見せています。これにより、カチタスは経済的な選択肢として、中古住宅の魅力を広め続けています。
新築高騰の影響と中古住宅の魅力
新築住宅の価格が高騰している状況では、中古住宅は経済的に見ても魅力的な選択肢となります。特に、カチタスは住宅価格を新築の約半額程に抑えることで、ローンの月々の支払いが家賃と同じ水準になるというプランで、消費者のニーズに応えています。このような状況下で「広さ」や「良好な立地」といったポイントも、中古住宅選択の大きな魅力となっています。
中古住宅選択の課題と解決策
ただし、中古住宅には設備の老朽化や隠れた不具合が懸念されるという課題も存在します。そのため、カチタスでは約90%の住宅に対して水回り設備を交換し、古い耐震基準の住宅では耐震施工を行うなどのリフォームを行っています。これにより、経済的かつ安心して住める住宅を提供し、消費者の信頼を確保しています。
中古住宅流通が空き家問題の解決に寄与
カチタスがこれまで手掛けた中古住宅の約80%が空き家であることから、今回の販売8万棟達成は、事業を通じて空き家問題の解決を目指してきた結果でもあります。現在、日本には約900万所の空き家が存在し、その空き家率は13.8%に達しており、これは過去最高の水準です。カチタスは、空き家を買い取り、リフォームし、再販することで、空き家問題に立ち向かう姿勢を明確にしています。
空き家を中心にした中古住宅市場の活性化は、地域の価値を高めるだけでなく、多くの人々に経済的負担を軽減する住宅選択肢を提供します。カチタスは、今後も事業成長を目指し、より多くの人々に中古住宅の魅力を伝えていく考えです。
会社概要
株式会社カチタスは、中古住宅の買取再生事業を通じて空き家問題の解決に貢献しています。
- - 会社名:株式会社カチタス
- - 所在地:群馬県桐生市美原町4番2号
- - 代表者:新井健資
- - 資本金:37億7,887万1,000円
- - 上場市場:東京証券取引所プライム市場(証券コード8919)
- - URL:https://katitas.jp/