しろくま電力が導入した「pickupon」 - 業務の効率を60%向上
しろくま電力株式会社は、再生可能エネルギーを専門にする電力会社であり、その革新的な取り組みが注目されています。2016年に設立されたこの会社は、太陽光や風力発電の開発から電力の小売までを一手に行っており、環境に優しい電力供給に力を入れています。さらに最近、同社が導入したのが、pickupon株式会社による電話およびMTG議事録AIサービス「pickupon(ピクポン)」です。
pickuponとは?
「pickupon」は、AI技術を活用した電話およびMTG業務のための議事録作成サービスです。このツールの主な機能は、電話や会議での会話を録音し、その内容を自動的にテキスト化してまとめることです。これにより、営業や顧客対応の面で多くの課題を解決することが可能になります。
しろくま電力の導入背景
しろくま電力が「pickupon」を導入した背景には、マーケティングチームが抱える課題がありました。特に「リードの可視化」と「MQL(Marketing Qualified Lead)からSQL(Sales Qualified Lead)へのスムーズな移行」が求められていたのです。そこで、HubSpotと連携できるCTI(Computer Telephony Integration)を活用し、pickuponを採用することとなりました。
この選定の主な理由は、発信もHubSpotからワンクリックでできる点、通話ログがすべてテキスト化されHubSpotに自動入力される点、そしてその価格の安さです。これらの要素が、pickuponを選ぶ決め手となりました。
業務改善と成果
picuponeの導入によって、しろくま電力は顕著な業務改善を経験しました。まず、会話内容の共有が簡単にでき、通話URLを共有することでフィードバックが迅速に行えるようになりました。その結果、チーム全体のモチベーションが向上し、架電数がなんと60%も増加しました。
また、KPIなどの数値共有がスムーズになり、定期的な振り返りMTGでのアポ率や件数の共有が簡単になったことも大きな成果です。これにより、業務の透明性と効率性が向上しました。
pickuponの具体的な機能
「pickupon」は多岐にわたる機能を備えています。CRM/SFAへの自動入力による入力漏れの防止、音声とテキストの確認が容易であるため、業務がブラックボックス化することもありません。また、顧客とのやりとりがスムーズに共有されることで、ナレッジが蓄積される結果も生まれます。
具体的には、MTG終了後に自動で議事録が生成されるため、時間を節約できるだけでなく、質の高い議事録の作成が可能になります。自動入力機能により、商談記録の漏れがなく、自社のニーズに応じたテンプレートのカスタマイズもできるため、議事録の質が統一されます。
今後の展望
「pickupon」は、しろくま電力にとって業務効率化を実現する重要なツールとなっています。今後もこれらの成果をもとに、さらなる業務の改善と成長が期待されます。興味のある企業の方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認してください。
会社情報
しろくま電力とpickuponの成功事例は、今後の業務改善の一つの先例として、多くの企業に影響を与えることでしょう。