SAVE JAPANプロジェクトの発展
損害保険ジャパン株式会社は、2011年から「SAVE JAPAN プロジェクト」を運営しており、このプロジェクトは自然環境の保護に特化した市民参加型の活動です。近年、環境問題への関心が高まる中、同社は2025年から2026年にかけての第Ⅴフェーズ(発展期)の実施を発表しました。このフェーズでは「ネイチャーポジティブ」をテーマに掲げ、より一層の自然保護活動の推進を図ります。
PROJECTの仕組み
SAVE JAPANプロジェクトは、保険の加入時にウェブ約款・ウェブ証券を選択した顧客から削減されたコストの一部を寄付し、日本NPOセンターや地域のNPOと連携して行われています。これにより、市民が参加できる生物多様性の保全活動が生まれ、全国で広がりを見せています。これまでの活動を通じて、300種を超える希少生物の保全に寄与し、1,157回のイベントが開催され、68,600人以上が参加しました。
これからの未来に向けて
2023年から2030年までに陸域・海域の30%以上を保全する「30 by 30」という世界目標にも貢献する新たな取組みが始まり、「自然共生サイト」として3カ所の登録も達成しました。また、地域コミュニティを強化するための自然に根ざした解決策やグリーンインフラの導入も進めます。アドバイザーには国立環境研究所の西廣淳氏を迎え、その専門知識を基に更なる取り組みを進めています。
自然と人間の共生を実現する
損保ジャパンは、地域内の様々なステークホルダーとの協力の下に、このプロジェクトを展開します。生態系を活用した防災や減災活動を進めることによって、人々が安全に生活できる地域を築くことが目指されます。また、ECOSYSTEMを活用した取り組みは、コミュニティの活動を活性化し、地域の強化につながると考えています。
未来に向けたメッセージ
「損保ジャパンがあって良かった」と地域の方々に思ってもらえるよう、プロジェクトを通じて地域課題の解決に貢献します。また、これにより長期的な視点から生物多様性を守り、持続可能な社会の実現を目指します。
さあ、SAVE JAPANプロジェクトの新しいフェーズを通じて、私たちが住む地域の未来を一緒に作っていきましょう!