名刺アプリ「Eight」がデジタル名刺交換累計100万回達成

名刺交換の未来を切り拓く「Eight」

Sansan株式会社が提供する名刺アプリ「Eight」は、デジタル名刺交換機能がついに累計100万回を突破しました。これは、2016年に「紙の名刺がいらない世界」という理念のもとにデジタル名刺交換機能を開始して以来、着実に進化してきた成果です。

デジタル名刺交換機能の革新

「Eight」では、スマートフォン同士をかざすだけで名刺交換ができる「タッチ名刺交換」や、専用のカード型デジタル名刺「My Eight Card」といった機能を開発し、多くのビジネスシーンでの利用が進んでいます。これにより、従来の名刺交換の手間を軽減し、効率的かつスムーズなコミュニケーションを実現しています。

新型コロナウイルスの影響で対面交流が制限された時期にも、オンラインでの名刺交換が重要な役割を果たしましたが、2023年には感染症の状況が改善され、再び対面での交流が活発化しています。この流れを受けて、名刺交換の機会も増え、デジタル名刺の利用はさらに広がってきています。

ユーザーに支持される理由

Eightのデジタル名刺交換機能は、特に経営者や管理職など、名刺交換の機会が多い層から高い支持を得ています。実施されたアンケート調査によると、回答者の31.4%が経営者・役員であり、次に管理職が30.4％、会社員が23.0％という結果が得られました。

利用シーンでは、最も多くの利用が見られたのは交流会（23.4％）で、商談（21.1％）、展示会（17.0％）が続いています。これは、対面での交流が増える中で、デジタル名刺交換がますます重要視されていることを示しています。

さらに、利用理由として「紙の名刺を持ち歩くのが面倒」（30.6％）や「常に最新情報を相手に共有できる」（21.6％）といった声が挙がっています。デジタル名刺は使用者だけでなく、相手の昇進や転職情報を迅速に把握できるため、便利さが利用を促進しているのでしょう。

「紙の名刺がいらないプロジェクト」の発足

Eightでは、デジタル名刺の利用をさらに広めるために、「紙の名刺がいらないプロジェクト」を2024年7月から始動します。このプロジェクトでは、デジタル名刺の活用を促進するさまざまなイベントやキャンペーンが予定されています。また、2023年12月6日には、名刺アプリ「Eight EXPO」を通じて、デジタル名刺の普及に向けた展示会が開催されます。

未来への展望

今後もSansan株式会社では、名刺交換の新しいスタンダードを築くべく、機能改善や新たな施策を打ち出していく方針です。ユーザーは、名刺を持ち歩く必要がなく、いつでもどこでも簡単に名刺交換ができる環境が整備されることで、ビジネスの場での出会いやコミュニケーションがより円滑になることが期待されます。

デジタル名刺交換は、ただの名刺の代替手段ではなく、未来のビジネス環境を変化させる重要なツールとしての役割を果たし続けるでしょう。全てのビジネスパーソンがこの新たな習慣を取り入れ、効果的なネットワーキングを実現する日が待たれます。