高校生の文房具事情を探る！筆箱の中身とその多様性とは？

毎年11月3日は“文房具の日”。この日は文房具の重要性や文化的な発展を見直す良い機会です。特に若い世代である高校生にとって、文房具は学びの必需品です。そこで、YOUTH TIME JAPAN PROJECT（YTJP）が行った調査をもとに、高校生の筆箱に入る筆記用具の数について掘り下げてみます。

調査の概要

YTJPでは、全国の高校生を対象に「高校生の筆箱に入っている筆記用具の本数」に関するアンケートを実施しました。本調査は、合計1,554名の高校生（男子711名、女子843名）が回答し、9項目の筆記用具についての結果を公表しています。調査期間は2025年9月10日から9月24日までで、GoogleフォームとFAXによる回答を受け付けました。

筆記用具の使用状況

シャープペンシル

調査結果から、最も多くの高校生が筆箱に入れているのは、男女ともにシャープペンシルでした。男子の平均は2.4本、女子は2.6本で、特に2本以上入れている学生が多いという傾向が見受けられました。

鉛筆

意外にも、鉛筆を持たない高校生が多数。男子58.4%、女子74.0%が「0本」と回答し、使用頻度が低いことが明らかになりました。

ボールペン

黒色ボールペンは、男女共に「1本」が最も多く、男子55.6%、女子59.1%が回答。約8割の高校生は筆箱に1本以上の黒色ボールペンを持っていることが分かりました。カラーボールペンに関しても、男子は「1本」、女子は「3本」が多いという結果が示され、女子の方がカラーボールペンを多く持つ傾向があります。

多色ボールペンとフリクションボールペン

多色ボールペンに関しては、男子の約50%が1本を入れているとのこと。女子は「0本」が若干上回る結果に。フリクションボールペンは、男女ともに使用率が低く、特に男子は約80%、女子は約90%が筆箱に入れていないという結果が出ています。

カラーペンと蛍光ペン

カラーペンについては、男子の60%が「0本」と回答し、女子よりも低い保持率が傾向として見られます。蛍光ペンも男女共に「0本」の比率が高く、約3割に達しています。

油性ペン

油性ペンは興味深い結果が出ており、女子は7割以上が筆箱に1本入れていると答えました。男子でも約21.5%が「0本」と回答しているのに対し、女子はこれを上回っています。

まとめ

全体を通じて見た結果、最も多くの高校生が筆箱に入れたいる筆記用具はシャープペンシルであることが分かりました。現代の学習スタイルや、若者の筆記用具の好みが反映された結果と言えるでしょう。調査を行ったYTJPでは、今後も高校生に関連するトピックについての調査を行っていく予定です。

YOUTH TIME JAPAN projectの紹介

YTJPは、全国の高校生向けにメディア教育やキャリア教育を提供する団体です。高校生の声を反映したさまざまなプログラムを実施しており、高校生の活動や調査結果は広く共有されています。公式ウェブサイトでは、委員会が行う活動やアンケート結果などを確認することができます。

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