AIエンジニア育成を目指す新たなオンラインコースをスタート！

Tokyo iXの新しいAIエンジニア学科とは？

データサイエンティストやデータアナリストの育成に力を入れている一般財団法人高度人材育成機構、通称Tokyo iXが、新たに「AIエンジニア学科」を開講しました。このプログラムは、急速な生成AI技術の進化に合わせて従事できる人材の育成を目的としています。オンライン学習形式を取り入れ、忙しいビジネスパーソンや企業の研修ニーズに応じた柔軟なプランで提供しています。

AIエンジニア学科の特徴

AIエンジニア学科の最大の特長は、生成AIの理論から実装技術までを広範に学べる点にあります。東京大学の教授の監修のもと、最新の技術であるLLM（大規模言語モデル）やRAG（Retrieval-Augmented Generation）をしっかりと理解し、実務に活かすための実力を養成することができます。

このプログラムは、さまざまなニーズに対応した講座構成になっており、単独の科目を選択できるほか、包括的な総合コースも設えているのが魅力です。

1. 単科講座「業務に活かす生成AI～基礎からRAGの実装まで～」

この講座は、生成AIの基礎理論からRAGの実装までを短期間で習得できる内容です。Pythonの基本的な知識があるエンジニア向けで、確率や行列、Transformer、GPTの理解を深め、実際の業務にも応用できる構成になっています。標準で10時間の学習時間が設定されています。

2. 単科講座「Pythonから学ぶ生成AI講座」

プログラミング未経験者向けに設計されたこの講座では、Pythonの基礎から始めて生成AIの構造を学び、RAGの実装へと進んで行きます。この入門コースは、生成AIに興味があるが、初めてPythonを学ぶ方に適しており、約32時間の学習時間が標準です。

3. 総合「AIエンジニア育成コース」

より本格的に学びたい方向けのこのコースでは、Pythonや数学、機械学習の基礎から応用まで、AI実装のスキルを獲得することが目指せます。全260時間のカリキュラムを通じて、AIの理論や実装を一貫して学び、応用力を身に付けることができる設計となっています。

手厚いサポート体制

AIエンジニア育成コースでは、現役のAIエンジニアがメンターとして学ぶ学生をサポートします。具体的には、学習上の疑問を解消し、実務経験に基づいたアドバイスを行います。また、専属のナビゲーターが各自に応じた学習計画を支援し、進捗管理を行うことで、モチベーションの維持を助けます。

受講前から安心して活動を始められるように、新しい学びの環境を整えています。