ティム・ロウ氏、外務大臣賞受賞！日本と米国の経済交流に貢献

ティム・ロウ氏、外務大臣賞受賞

Cambridge Innovation Center（CIC）の創業者兼CEO、ティム・ロウ氏がこの度、日本と米国の経済交流促進に功績を認められ、令和6年度外務大臣賞を受賞しました。受賞記念の表彰式は2025年1月に、マサチューセッツ州の在ボストン日本国総領事館で行われる予定です。さらに、ロウ氏はマサチューセッツ州知事からも「Governor’s Citation（知事表彰）」を受けることが決まっています。

外務大臣賞とは

外務大臣賞は、日本と外国との友好関係を進めた個人や団体に贈られる栄誉です。今年度は186個人、59団体が選出され、その中には国内外の受賞者が含まれています。この賞は、国際関係において特に顕著な貢献をした者に対して、国民の理解と支持を深めることを意図しています。

CICの役割とティム・ロウ氏の貢献

CICは、起業家やスタートアップの成長を支援するイノベーション・キャンパスを運営しており、1999年にケンブリッジ市で創業されて以来、北米、欧州、アジアの9都市に展開しています。特に東京には2020年に拠点を開設し、その後は福岡にも新たな拠点を設ける予定です。ティム・ロウ氏は、特に米国と日本の経済交流を促進するための取り組みを行い、両国の起業家や企業に対する支援を強化しています。

彼は、次のようにコメントしています。「日本政府、そしてマサチューセッツ州に感謝します。これらの表彰はCICの勤勉な同僚たちのおかげです。今後も日本と米国の経済交流に貢献できる活動を続けていきたいと考えています。」

ティム・ロウ氏のプロフィール

ロウ氏は、MITスローン経営大学院でのMBA取得をはじめ、ボストン・コンサルティング・グループのマネージャーとしても知られています。また、三菱総合研究所でアナリストとして活動し、New Atlantic Venturesのベンチャーパートナーも歴任しました。スペイン語と日本語に堪能で、世界中の多様なスタートアップと関わりながら、彼自身のイノベーション理念を広めています。

CICのビジョン

CICは、スタートアップに対して最高の環境を提供することで、地域の課題解決だけでなく、グローバルな問題にも取り組む企業や団体を支援しています。これまでに、1万社以上の多様なスタートアップの成長に寄与し、イノベーションエコシステムを育んできました。ティム・ロウ氏の受賞は、彼らの努力が国際的にも高く評価されていることの証と言えるでしょう。