日産自動車が知財管理を一新
2025年12月18日、ロンドン発。日産自動車株式会社が、クラリベイト社の提供する知的財産管理ソフトウェア「IPfolio」を導入したと発表しました。この取り組みは、日産の知的財産をより効率的に管理し、保護を強化することを目指しています。
IPfolioとは?
IPfolioは、先進的なワークフロー自動化技術と世界最高水準のデータ、分析能力を活用した知的財産管理システムです。このシステムを導入することで、日産は自社の業務に合わせたワークフローの構築が可能になります。さらに、データの可視性向上や、APIを通じた他のデータソースとの統合が実現され、将来的に拡張可能な知的財産管理システムを確立することができます。
日産の見解
日産自動車の知的財産部主管であるカレン・ディビッド氏は、「自動車業界において知的財産の重要性はますます高まっている。今回のIPfolioの導入によって、知財業務の近代化と効率化を進め、ポートフォリオを高い管理性と効率性を持って運用できるようになる」と述べています。このシステムを基盤として、日産は競争力を強化することが期待されています。
クラリベイトの視点
クラリベイトのIntellectual Property部門の社長、マルーン・S・ムーラッド氏もこの取り組みを賞賛しています。彼は、「日産の知的財産の管理・保護方法を変革できる機会を持てることを嬉しく思っています。我々の先進技術と専門知識を融合させたソリューションが、知財管理の高度化やイノベーションの加速、ビジネスリスクの軽減を支援します」とコメントしています。
クラリベイトの役割
クラリベイトは、革新的なインテリジェンスを提供する情報サービスプロバイダーの一つで、学術、知的財産、ライフサイエンス・ヘルスケア分野でのデータやインサイト、アナリティクス、ワークフローソリューションを提供しています。詳細については、
clarivate.com/jaを訪れて確認できます。
まとめ
日産自動車がクラリベイトのIPfolioを導入することで、知的財産管理の新たな一歩が踏み出されたことは、業界全体における知財管理の革新へとつながるでしょう。自動車業界がますます進化する中、日産の取り組みは多くの注目を集めることが予想されます。