京都電子計算の新サービス:Gov-LinCファイル無害化
京都電子計算株式会社(以下、Kip)は、SaaS事業者向けに新たに2つのサービスを発表しました。これらはGov-LinCファイル無害化サービスとGov-LinC Gatewayサービスです。これにより、自治体におけるデジタル業務の効率化と安全性の向上が期待されます。
Gov-LinC ファイル無害化サービスとは?
このサービスは、インターネット接続環境からLGWAN接続環境へファイルを移動する際の無害化を行う重要な機能を持っています。ファイル無害化とは、ファイルを解析し、潜在的な危険因子を取り除く技術であり、安全にデータを利用できるようにします。
特徴
このサービスは、自治体市場において高いシェアを誇る「VOTIRO」技術を採用しています。これにより、ファイルを連携する際も、同時に無害化処理が行われるため、効率的で安全なクラウドサービスの利用が可能となります。さらに、ワンタイムURLを利用した簡単なダウンロードが実現し、使い勝手も改善されています。
Gov-LinC Gatewayサービスとは?
一方、Gov-LinC Gatewayサービスは、SaaS事業者が自社のクラウドサービスをLGWAN経由で自治体へ提供するためのゲートウェイ機能を提供します。このサービスにより、自治体市場にアクセスしやすくなります。
特徴
このサービスは、LGWAN-ASPサービスとして運用されるため、特別な環境管理は不要です。また、導入後の営業支援オプションも整備されているため、顧客のニーズに応じたサポートを受けることができます。
お問い合わせ
本サービスに関する詳しい情報は、京都電子計算株式会社のCloud PARKサイトのお問い合わせフォームを通じて問い合わせが可能です。
Cloud PARK お問い合わせフォーム
会社概要
京都電子計算株式会社は、1964年に設立された企業で、システム開発やクラウド事業を展開しています。日本のデジタル経済を支える重要なプレイヤーとして、今後も多くのサービスを提供していくでしょう。
本社は京都市下京区木津屋橋通に位置しており、代表取締役社長は森口健吾氏です。資本金は5000万円で、システムインテグレーションやアウトソーシングサービスなど、多岐にわたる事業を行っています。また、公式サイトも用意されていますので、最新情報はそちらで確認することができます。
京都電子計算株式会社公式サイト
これらの新サービスは、特に自治体や公共機関とのデジタル業務の促進に寄与することが期待されています。安全にデータを取り扱うことができるこの画期的なサービスを活用することで、公共の情報共有が円滑に進むことを願っています。