KLabが新たなオフィスでハイブリッドワークを推進
KLab株式会社(以下、KLab)は、東京都港区の六本木ヒルズ森タワー内で本社オフィスを新たなフロアに移転しました。2025年10月27日から新しいオフィスでの業務を開始し、今後の業務環境を一新します。これにより、固定費の削減を図るとともに、ハイブリッドワークに最適化されたオフィス環境を整えることを目指しています。
移転の背景と目的
近年、リモートワークの需要が増加する中、KLabはオフィスの使い方や役割に変化が生じていました。フリーアドレス席があまり使われず、空席が目立つ一方で、大人数用の会議室が1人用のWeb会議で利用される等の無駄が生じていました。また、リモート会議の頻発により会議室が不足するケースも多く見られ、社員のコミュニケーションの場としてのオフィスの重要性がこれまで以上に高まっています。
このような課題を解決すべく、KLabはオフィスの使用データを分析し、ハイブリッドワークに適応した新しいレイアウトを策定しました。
新オフィスの特徴
新オフィスは、面積が約4割縮小され、座席数も380席から約200席に減少しました。この決断は、より効率的なスペース利用を考慮したもので、従業員の活動にリアルタイムで適応できるように設計されています。特に、会議室の比率にも変更があり、リモート会議のニーズに応えるため、少人数用と大人数用の会議室を増やしました。これにより、従業員が快適に仕事をしつつ、円滑なコミュニケーションが図れるよう配慮されています。
さらに、従来は休憩スペースだったリフレッシュエリアは、外部イベントや勉強会、社内交流が行えるオープンスペースに改装されました。この新しい空間は、社員のリフレッシュや新たなアイデアの発信の場としても有効活用されることが期待されています。
KLabの企業情報
KLabは、モバイルオンラインゲームの企画・開発・運用を主な事業としており、2000年に設立されました。資本金は約69億3923万円で、2003年に東京証券取引所に上場しました。新オフィスの移転とともに、同社は今後もより良い働き方を促進し、社員が快適で生産的な環境で働けるよう全力を尽くしていく所存です。
КLabの新しいオフィスは、近代的で機能的なデザインが施され、社員一人ひとりが快適に過ごせる環境を提供します。この移転により、企業環境としての進化が期待され、さらなる成長を目指すKLabの姿勢が鮮明になったと言えるでしょう。