電話業務をAI化
2019-06-26 11:33:31

ALL CONNECT CCがAIプラットフォーム「commubo」を導入しコールセンター業務を改善

ALL CONNECT CC、AIプラットフォームで業務効率化を図る



コールセンター運営を行うALL CONNECT CCは、オペレーター電話業務の効率を高めるため、自然会話AIプラットフォーム『commubo for コールセンター』のテスト導入を実施することを決定しました。この取り組みは、急速に増加する販売ニーズに対応する中で、業務が逼迫している中小企業に特に重要な施策となります。

背景と課題



ALL CONNECT CCは、通信インフラ製品を提供する企業です。近年、スマートフォンの普及や電力の自由化により、同社のコールセンター業務が急増しています。そのため、限られたリソースの中で、販売数を増やし、オペレーターの負担を軽減することが急務となっていました。特に、受電業務の効率化は大きな課題です。

commuboの導入効果



『commubo for コールセンター』では、これまでオペレーターが担当していた電話応対をAIが担います。これにより、電話業務の自動化が進められ、コストの削減が期待されています。例えば、AIによる管理で同時に多くの顧客に対して対応が可能となり、オペレーターはより生産性の高い業務に集中できる環境が整います。

ALL CONNECT CCの取締役、佐々木祐貴氏は、「AI化は現代において企業にとっての重要な命題です。お客様との自然な対話を実現することにより、業務効率を向上させたい」とコメントしています。

commuboの特徴



この自然会話AIプラットフォームは、いくつかの特長を持っています。発信および着信業務の多様な会話に対応し、リアルタイムでの音声会話のテキスト表示が可能です。また、顧客のPBXやCTIシステムとも接続でき、運用全般において柔軟性があります。更に、統計データを駆使して会話の成績を分析し、業務改善に繋げる仕組みも整えています。

このシステムは、コールセンター業務のさらなる効率化を追求する一環として、ALL CONNECT CCとソフトフロントジャパンの協力のもとに推進されます。

ALL CONNECT CCとソフトフロントジャパン



ALL CONNECT CCは、株式会社ALL CONNECTの子会社として、コールセンターの運営を行っています。母会社であるALL CONNECTは、スマホEC事業、オウンドサービス事業、ライフイノベーション事業を展開しています。その中で、ハイスピードなWeb領域において顧客価値の提供に努めています。

一方、ソフトフロントジャパンは、リアルタイムコミュニケーションプラットフォームの提供を行っており、AIや自動化技術を活用したさまざまなサービスを展開しています。今回のcommuboの導入は、その成果を証明するものとなるでしょう。

今後の展望



ALL CONNECT CCとソフトフロントジャパンの協業は、今後も続いていく見込みです。業務効率化を進める中で、新たな顧客体験を提供しつつ、さらなる市場競争力の強化を目指しています。AIの進化に伴い、より多くの業務が自動化され、オペレーターの役割も再定義される時代が到来しています。この取り組みがもたらす影響は、コールセンター業界全体にも波及すると期待されています。

会社情報

会社名
株式会社ソフトフロントホールディングス
住所
東京都千代田区九段南一丁目4番5号泉九段ビル
電話番号
03-6550-9270

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