清水町ふるさと大使に就任したアザレア・セブンの野毛監督の想い

清水町ふるさと大使に就任した野毛伸子監督の想い

2023年4月1日、アザレア・セブンの野毛伸子監督が清水町ふるさと大使に任命されました。これはあの有名な絵本作家宮西達也氏に次ぐ2人目の就任で、任期は4年間です。この重要な役職への任命に際し、清水町施行60周年を祝う授与式が行われ、町のイメージキャラクターである『ゆうすいくん』がデザインされたポロシャツやピンバッジ、名刺が贈られました。主役の野毛監督は、町長の関義弘氏や選手と一緒にこの瞬間を喜び、清水町の魅力を再確認したことでしょう。

野毛監督は、静岡県東部に位置する清水町で生まれ育ちました。美しい自然に囲まれた環境には、国指定天然記念物の柿田川や狩野川が流れています。幼少期の思い出は、友人たちと過ごした広場や柿田川公園での散歩、さらには「柿田川とうふアイス」を楽しむひと時に刻まれています。

「巨木の陰でのんびりとした時間を過ごすことができたのが、私にとって当たり前であり、特別なことだった」と彼女は回想します。清水町は訪れる人にとっても快適で、利便性が高い場所です。大型ショッピングセンター「サントムーン柿田川」があり、新東名高速道路やJR三島駅も近隣にあるため、交通アクセスも優れています。

また、清水町では地域活性化の一環として多彩なイベントが開催されており、4月には「みどりまつり」や「鯉のぼりフェスタ」、8月には「湧水まつり」が行われ、地域の人々や観光客が集い、交流を深めています。11月や1月にも農業祭やマラソン大会など、多くの催しが予定されており、地域の活気を感じさせます。

大学に進学して一度町を離れた野毛監督ですが、彼女は清水町の住みやすさに改めて感謝し、これが彼女の故郷であるという誇りを強く抱いています。「私にとって有意義で豊かな地域、清水町をもっと多くの人に知ってもらいたい」と語ります。これまでに関わってきた活動の一環として、ラグビーの楽しさや普及に全力を尽くしてきた彼女が、ふるさと大使として果たす役割は大きいです。

「これからは日常のラグビー普及活動と並行して、清水町の美しさや住みやすさを私の言葉で伝えていくつもりです」と、野毛監督は力強く意気込みを述べます。清水町の自然の魅力を国内外の人々に届けるため、彼女はアザレア・セブンの活動を通じて、地域の魅力に注目してもらえるよう奮闘します。

アザレア・セブンは、女性と子どもを特化したラグビーチームとして、2019年に設立されました。チーム名は静岡県の県花「つつじ」の英語名に由来し、地域の企業の支えを受けながら運営されています。選手たちはそれぞれの仕事や学業を持ちながら、ラグビーに情熱を注いでいます。清水町を愛する彼女の役割が、これからどのように展開していくのか、本当に楽しみです。