株式会社アイネットが新サービス「EASY Cloud3.0」を発表
株式会社アイネット(東証プライム:9600)は、2026年1月より「EASY Cloud3.0」という新しいクラウド基盤サービスを提供することを発表しました。これは、同社の以前の世代である「Next Generation EASY Cloud®」に続く後継サービスです。この新サービスは、顧客のニーズに柔軟に応えられるよう、さまざまな特徴を備えています。
1. 「EASY Cloud3.0」の特徴
商用KVMを採用
EASY Cloud3.0では、商用KVM(Kernel-based Virtual Machine)を基盤として採用しています。この仮想化ソフトウェアは、アイネットが構成したハードウェア上で動作し、高い安定性とコスト効率を実現しています。KVMは、Linux®オペレーティングシステム用のオープンソースの仮想化技術の一つであり、多くの顧客から信頼を受けています。
多様なラインナップ
アイネットは、顧客のニーズに応じて3つの異なるラインナップを提供しています。それぞれ、以下のような特長があります。
1.
Publicタイプ:高コストパフォーマンスの共有基盤で、限られた予算でも利用しやすい。
2.
Dedicatedタイプ:CPUとメモリを専有で提供し、より安定した環境を求める顧客向け。
3.
Privateタイプ:個別にカスタマイズ可能な基盤で、特別なニーズにも応える柔軟性があります。
リソース契約型の料金体系
新サービスでは、顧客の利用するテナントごとにCPU、メモリ、ストレージを「リソース」として束ねて提供します。このリソース契約により、固定料金で仮想マシンを自由に構築でき、追加料金なしで段階的な拡張が可能です。ただし、OSやその他オプションについては別料金となります。
専用Webポータルの提供
顧客は、専用のWebポータルを通じて仮想マシンの操作やネットワーク設定を確認することができます。これによって、システム運用の効率が大幅に向上します。
ワンストップでのサポート
「EASY Cloud3.0」の基盤は、アイネットの自社データセンター内に設置され、安全かつ堅牢な環境で運営されます。データセンターの運営からクラウド基盤サービスまでを一貫して管理し、顧客のITシステムの運用負荷を軽減します。
豊富なオプションサービス
データバックアップやITシステムの運用・監視、セキュリティ対策など多岐にわたるオプションサービスが用意されており、顧客のITシステムを円滑に運営するための強力なサポートを提供します。
2. サービスの構成
EASY Cloud3.0は、クラウドサービス全体を統括的に支援するために設計されており、顧客が求める柔軟性と安定性を兼ね備えています。
3. 価格体系
「EASY Cloud3.0」の月額費用は、以下の参考スペックで62,000円(税別)からスタートします。
- - CPU:2コア
- - メモリ:8GB
- - ストレージ:300GB
まとめ
株式会社アイネットは、次世代のクラウド基盤「EASY Cloud3.0」を通じて、顧客のビジネスニーズに応えるサービスを提供し、ITシステムの運用を一層効率化することを目指しています。これからのクラウドサービスの進化に注目です。
会社情報
- - 会社名:株式会社アイネット
- - 所在地:横浜市西区みなとみらい5-1-2 横浜シンフォステージ ウエストタワー13階
- - 事業内容:情報処理サービス、システム開発サービス、システム機器販売
詳細は公式サイトをご覧ください:
アイネット公式サイト