Tayoriが見せるカスタマーサポートの新しい姿
日本が誇るカスタマーサポートツール「Tayori」が、2025年7月7日に公益社団法人企業情報化協会から「おもてなしテック」という特別賞を受賞しました。この栄誉は、Tayoriが顧客とのコミュニケーションをどのように発展させているのか、そしてその背後にある意味について考えさせられるものです。
Tayoriの特長と理念
Tayoriは、顧客との良好な関係を築くための問い合わせ対応を迅速に設計できるノーコードのカスタマーサポートツールです。主な機能には「フォーム・受信箱」「FAQ」「アンケート」「有人チャット」「AIチャットボット」があり、柔軟かつ効率的なサポート体制を提供しています。
お問い合わせの重要性を認識するTayoriは、お客様からの問いかけを大切な接点と位置付けています。丁寧な対応がコミュニケーションを深める一方で、Tayoriが行った調査では多くのユーザーが解決までの時間を気にしていることが浮き彫りになっています。そこで、FAQやAIチャットボットの利用を促進することで、自己解決の可能性を高めました。このように、丁寧さと効率性を兼ね備えたサポート戦略が「お客様との良い関係」を生むのです。
受賞の背景
今回の受賞は、「カスタマーサポートツールベンダーが考える『おもてなし』」をテーマにしたTayoriの取り組みが評価された結果です。顧客サポートの現場では、問い合わせの効率化ばかりが重視されがちですが、Tayoriはその逆で、受けた問い合わせに対し丁寧なアプローチをすることが真の「おもてなし」であると考えています。
データを駆使してユーザーのニーズを理解し、自己解決を促す戦略を実行することで、顧客満足度の向上につなげている点が特に評価されています。また、Tayori自身がクラウドサービスとしてのメリットを活かし、他社に情報提供することで、さらなる価値創造に貢献しています。
Tayoriが実践する「おもてなし」の数々
1. FAQとAIチャットボットを活用した自己解決の促進
Tayoriでは、24時間対応可能な自己解決の環境を整備しました。FAQとAIチャットボットを通じて、お客様が自ら情報を得られる仕組みを作っています。この自己解決の窓口は、Tayoriを利用開始した日から公開されています。
2. お客様のフィードバックを基にしたサービス改善
顧客からのフィードバックを重視し、問い合わせ内容の分析やFAQの利用状況を常にチェックしています。ここから見えてくる改善のためのヒントを取り入れ、お客様の疑問点を解消する努力を続けています。
3. ドッグフーディングによる実践知
Tayoriが提供する機能を実際に使用することで、より深くツールを理解し、顧客対応の質も向上させています。フィードバックを開発部門に伝え、サービス向上へとつなげています。また、利用者に向けたコンテンツ作成やセミナーを通じて、知見を共有し合っています。
評価コメント
審査委員からは、Tayoriが「お問い合わせ」を単なる情報共有の場にとどまらず、顧客が求める解決策を提供するための重要な接点と見なしていることが高く評価されています。また、自己解決を促しつつ、顧客の声を反映させた催行が新たなビジネスチャンスを創出している点も特筆されました。
10周年を迎えるTayori
Tayoriは、2025年にサービス提供開始から10周年を迎えます。これまでの進化を振り返りつつ、今後も「良好な関係」を築く手助けを続ける姿勢を示しています。他社にシェアできるノウハウの提供を行い、顧客満足を第一に考えた運営をすることで、さらなる成長を目指しています。
まとめ
Tayoriが受賞した「おもてなしテック」は、単なる賞を超えて、カスタマーサポートの新たな在り方を示しています。今後も「お客様との良い関係」を追求し、顧客一人ひとりに寄り添ったサービスを提供し続けることが求められています。