国土交通省が地方運輸局職員採用試験を実施 - 自動運転や鉄道技術対応を強化

国土交通省が地方運輸局職員採用試験を実施 - 自動運転や鉄道技術に対応を強化



国土交通省は、地方運輸局職員の技術系社会人経験者採用試験を実施することを発表しました。自動運転や鉄道技術といった先進技術に対応した自動車・鉄道技術行政の体制強化を目的としています。

採用試験は、令和6年7月16日から8月30日までの期間で行われ、自動車関係と鉄道関係で計20名の職員を採用予定です。

国土交通省地方運輸局技術系職員は、自動車検査証の交付、自動車整備工場の認証・指定、鉄道施設・車両の審査・検査、鉄道事故に関する調査支援・指導などの業務を担当しています。

近年、自動運転技術の開発・普及が進展しており、鉄道分野においても無線による列車制御など様々な先進技術が開発されています。こうした状況を踏まえ、国土交通省では、最新技術に対応した体制を充実させるため、社会人経験が豊富な係長級職員の採用を目的とした選考採用試験を実施することにしました。

今回の採用試験では、自動車関係で北海道から四国までの8つの運輸局で、計16名の採用を予定しています。鉄道関係では、関東と中国の2つの運輸局で、計2名の採用を予定しています。

応募資格は、高校卒業後、企業や官公庁などで正社員・正職員として勤務経験が、令和6年4月1日現在で11年以上ある方です。高等専門学校、専修学校、短期大学を卒業した方は9年以上、大学を卒業、大学院を修了、または専修学校の専門課程を修了し高度専門士の称号が付与された方は7年以上が必要です。

選考方法は、書類選考、作文試験、基礎能力・専門試験、面接試験の4段階で行われます。

国土交通省は、今回の採用試験を通じて、自動車・鉄道技術行政の体制強化を図り、安全で効率的な交通システムの構築に貢献していくとしています。

詳細については、国土交通省のウェブサイトをご覧ください。

国土交通省ウェブサイト

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