TIS株式会社が新たなセキュリティサービスをスタート
TIS株式会社は2025年3月26日より、クラウドコンピューティングサービス「Google Cloud」を活用した「Google Security Operations 活用支援サービス」を提供することを発表しました。この新サービスは、ユーザー企業向けの包括的なセキュリティ対策を目的としており、近年加速するデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を背景にしています。
背景
昨今のビジネス環境では、国内外のパブリッククラウド市場の成長が著しいです。特に「Google Cloud」はビッグデータの分析や機械学習に強みを持ち、オープンソースとの親和性も高いことから、多くの企業がその利用を進めています。こうした中で、複数のクラウドサービスを使い分けるマルチクラウド環境が普及しているものの、各クラウドのセキュリティ管理が複雑化し、運用負荷が増大している現状です。そこでTISは、効率的な運用体制の構築が急務であると考え、「Google Security Operations 活用支援サービス」を開発しました。
Google Security Operations 活用支援サービスの概要
「Google Security Operations」は、クラウドベースのSIEM/SOARサービスです。この新サービスは、企業のセキュリティオペレーションを支援するもので、主な特長は以下の3点です。
1. 導入から運用の全体サポート
TISでは、セキュリティに配慮した計画立案及び導入支援を行います。企業が持つ多様なログデータを基に、方針策定や課題整理、設計、プロジェクト推進などを包括的にサポートし、安全性を高めます。
2. SIEM運用の課題解決
セキュリティ技術者の不足が問題となる中で、TISは20年以上の経験を活かし、導入企業への技術支援やセキュリティ監視に関するQA対応を行います。
3. 24時間365日の監視体制
セキュリティ監視は、アラート発生時の対応フローを整備し、SOC(セキュリティオペレーションセンター)によってリモートで行われます。2025年3月には、専任のセキュリティエンジニアによる恒久的な対策提案が提供予定です。
企業の安全を守るために
今後、TISは企業のマルチクラウド環境に対して革新と包括的なセキュリティ対策を続けていきます。IT環境をサイバー脅威から守ることを目指し、リスク回避、侵入阻止、迅速な対応などを通じて、企業の成長とDX推進に貢献する方針です。
なお、TIS株式会社は金融、産業、公共など多様な分野にわたっており、3000社以上のビジネスパートナーとの取引がある企業です。今後とも、社会に対して持続的かつ豊かな未来を提供するために、ITを駆使した革新を追求していきます。
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