昭和の懐かしさを感じる新企画「#昭和100年目の商店街」始動

昭和の趣を感じる新しい宿泊体験

毎日が新しい発見に満ちている現代において、過去の時代への回帰は新鮮な魅力を持つものです。特に昭和時代は、その独特な文化や空気感から多くの人々にとって心惹かれる時代となっています。そんな昭和の魅力を存分に味わうことができる新企画が、SEKAI HOTELから発表されました。それが「#昭和100年目の商店街」です。

企画の背景

令和7年(2025年)、昭和から数えて100年目となるこの特別な年に、SEKAI HOTELは東大阪市の布施商店街での宿泊体験を通じ、昭和の趣を堪能できる新しいプランをスタートさせます。歴史を内包する商店街を舞台にしたこの企画は、単なる宿泊を超えた深い意味を持っています。商店街には、今なお昭和の名残が色濃く残っており、訪れる人々に懐かしさと共に新たな発見を提供することでしょう。

昭和の空気を体験する

このプロジェクトの目玉は、宿泊者に無料で貸し出されるフィルムカメラです。ヴィンテージ感あふれるフィルムカメラを手に、宿泊者は商店街を散策し、自らの目で昭和の風景を切り取ることができます。最新のスマートフォンでは再現が難しい「ヴィンテージな世界観」を、フィルム写真を通じて体験することができるのです。

宿泊者が撮影した写真は、現像後にデータとして提供されます。思い出の写真を手にすることで、旅の楽しさをより色濃く感じられるでしょう。また、撮影した写真やエピソードを共に記録するためのスクラップブックも用意されており、他の宿泊者との交流の媒介となることが期待されています。

SNSで広がる昭和の魅力

さらに、宿泊者だけでなく、布施商店街を訪れた近隣住民や日帰り観光者も参加可能なSNSキャンペーンも開催されます。撮影した写真を「#昭和100年目の商店街」というハッシュタグでSNSに投稿することで、昭和の風景を現代の感性で切り取った作品がSEKAI HOTELの公式SNSで紹介されることに。これにより、布施商店街のPR素材としても活用され、さらなる観光客の誘致を目指します。

実施期間と参加方法

この取り組みは2025年1月6日から2025年12月31日までの期間で行われます。宿泊者は誰でもこの特別な体験に参加でき、昭和の魅力を感じながら、地域とのつながりを深めることができるでしょう。参加は無料であり、商店街の魅力を体験する絶好の機会です。

SEKAI HOTELの取り組み

SEKAI HOTELはただの宿泊施設ではなく、商店街のリノベーションを通じて地域全体を活性化させる「まちごとホテル」を展開しています。宿泊者は震災や地域の歴史と共にある空間で、地元の文化に溶け込む新しい形の旅行を楽しむことができます。こだわりの宿泊体験が、多くの人々に愛される理由です。

この取り組みは、日経MJ賞やヒューマン・シティー・デザイン・アワードでの受賞歴があることからも、その評価の高さが伺えます。テレビやYouTubeに取り上げられるなど、メディアでも注目されています。