株式会社リンクステーションが新たに採用した「mitoco 会計」
株式会社テラスカイが提供する次世代型クラウド会計システム「mitoco 会計」。この最新システムが青森県青森市に本社を置く株式会社リンクステーションに正式に採用されたことが発表されました。リンクステーションは2003年に設立され、主にチケット販売システム「Gettii」を中心に全国の450社以上に導入実績を持ち、地域に根ざしたサービスを展開してきました。
新システム導入の狙いと背景
リンクステーションでは SalesForceを基盤とした営業支援システムや勤怠管理、経費精算システムを導入しており、それと同様に「mitoco 会計」もSalesforceをプラットフォームとしています。この基盤を統一することで、情報の一元管理が実現し、リアルタイムでの売上状況の把握と迅速な経営判断が可能になります。
特に、「mitoco 会計」の債権・債務管理機能は業務の効率化に大きく寄与します。手作業での転記や多重入力が不要となり、経理業務の合理化が進むことが期待されています。また、Salesforceのセキュリティ機能を活用することで、外部監査やIPO審査にも耐えるガバナンスや強固なセキュリティ体制を構築することが可能になります。
リンクステーションの展望
テラスカイはリンクステーションのIPOを見据えた経営基盤の強化を目指しており、これを「mitoco 会計」によって支援していく方針です。リンクステーションビジネスマネジメント本部の村上弘毅本部長は、会計システムによる経営数値のリアルタイム把握や内部統制の強化を目指していると述べています。
「mitoco 会計」の特長
「mitoco 会計」は、経理業務支援のために設計されており、取引や会計データを一元管理します。その機能は多岐にわたります:
1.
財務・管理会計(GL):財務状況や損益発生状況をレポートします。
2.
支払管理(AP):仕入先や社員への支払業務と債務残高を管理します。
3.
債権管理(AR):売掛金の管理から請求、入金確認、未回収状況管理までカバーします。
これにより、経理業務が一層スムーズに進行することが見込まれています。
まとめ
新たに導入される「mitoco 会計」は、リンクステーションの経営効率を一段と向上させると同時に、IPOという目標に向けて確固たる基盤を整える一助となるでしょう。今後の同社の展開に大いに期待が寄せられます。