交通事故死者数増加の山梨でJAFが交通安全フェスを開催!
山梨県では、2023年の交通事故死者数が前年比4人増の29人という厳しい状況が続いています。全国平均と比較すると、人口10万人あたりの死者数は全国4位と高く、特に飲酒運転による事故件数は全国ワースト2位という深刻な問題を抱えています。
この現状を踏まえ、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)山梨支部は、関係各団体と協力し、交通安全意識の向上を目的としたイベント『交通安全フェス2024山梨』を、2024年11月30日(土)にイトーヨーカドー甲府昭和店で開催することを決定しました。
イベント内容:家族で楽しめる交通安全イベント
イベントでは、交通安全に関する様々な体験や啓発活動が予定されています。参加者にとって楽しみながら交通安全について学べる内容となっています。
具体的には、JAFレッカー車、パトカー、白バイ、高速道路巡回車といった車両の展示や、交通安全に関するクイズラリー、そして子供たちに人気の「こども安全免許証」の発行などが行われます。
「こども安全免許証」は、交通安全クイズに正解すると入手できる、本物の運転免許証に似たカードで、子供たちの交通安全への関心を高めるのに役立つアイテムです。
さらに、各ブースでは、交通安全に関するパンフレットなどの啓発資料も配布予定です。
参加団体:地域を挙げての交通安全啓発
このイベントには、JAF山梨支部以外にも、山梨県、公益社団法人やまなし観光推進機構、山梨県警察本部、南甲府警察署、中日本高速道路株式会社八王子支社甲府保全サービスセンター、中日本ハイウェイ・パトロール東京株式会社、独立行政法人自動車事故対策機構山梨支所、一般社団法人山梨県自動車整備振興会、株式会社イトーヨーカドー甲府昭和店など、多くの関係機関が後援・協力しています。
地域を挙げての取り組みによって、交通安全に対する意識の醸成と、安全な道路環境の整備を目指しています。
まとめ:交通安全への意識を高める絶好の機会
『交通安全フェス2024山梨』は、山梨県における深刻な交通事故問題に対し、地域全体で取り組む姿勢を示す、重要なイベントです。
家族で楽しめる内容となっていますので、この機会にぜひご参加いただき、交通安全について改めて考えてみてください。小さなお子さんから大人まで、交通安全に関する知識を深め、安全な運転を心がけるきっかけとなることを期待しています。
イベントの詳細については、JAF山梨支部のウェブサイトや、関係各機関の広報媒体で確認できます。