青森県が新たなビジネス創出を目指す「Blue Ocean」プログラム始動

青森県が新たなビジネス創出を目指すプログラム「Blue Ocean」

青森県と株式会社eiiconが共同で進める「AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM 2024『Blue Ocean』」は、地域の企業と共に新たなビジネスを生み出すことを目的としたプログラムです。この度、県内企業3社が選ばれ、各ホスト企業とともに新たな挑戦が始まりました。

共創パートナー企業の選定

プログラムに参加するホスト企業は、それぞれ魅力あるテーマを掲げ、全国の企業と事業共創を目指します。以下は、今回選ばれた3社の概要です。

1. HONESTIES株式会社
- ホスト企業: あおもり藍産業株式会社
- テーマ: 「あおもり藍の抗菌・消臭・スキンケア効果で実現する『裏表のない』ユニバーサルウェア」
JAXAが認めた藍の力を利用し、天然由来成分100%の藍エキスを用いた製品開発に挑戦します。

2. 株式会社インフィニートインターナショナル
- ホスト企業: 有限会社まごころ農場
- テーマ: 「青森の自然と美が織りなす未来へ – 地域資源を活かしたサステナブルな美容革命」
摘果りんごの高機能性を活かした新たな価値の創造を目指します。

3. 甲子化学工業株式会社
- ホスト企業: 株式会社山神
- テーマ: 「ごみの山を宝の山に。ホタテの貝殻を活用したイノベーション。」
廃棄物ゼロに向け、ほたて貝殻パウダーによる持続可能なソリューション開発に取り組みます。

キックオフイベントと今後のスケジュール

選ばれた企業は、青森県観光物産館アスパムで行われた合同キックオフに参加し、今後のインキュベーションに向けての意気込みを共有しました。各企業は、スケジュールに沿って年末の中間報告会や、2025年2月に予定されている成果発表会を通じて、新ビジネス創出の成果を披露していく予定です。

このプログラムは、青森県が持つ多様な地域資源を活用し持続可能な発展を目指しています。青森県は、その美しい自然や伝統、豊かな農林水産業を背景に、新たな価値創造に挑戦する「青森新時代」を切り開こうとしているのです。

まとめ

「AOMORI OPEN INNOVATION PROGRAM 2024『Blue Ocean』」は、青森県の地域産業と全国の企業間での相互作用を促進する大きなチャンスを提供します。このプログラムを通じて、青森県の産業活性化や新たなビジネス創出に寄与することが期待されています。今後の展開に目が離せません。