CNCFアンバサダー小松享氏、株式会社スリーシェイク技術顧問に就任!
株式会社スリーシェイクは、Cloud Native技術支援コンサルティング「Sreake」を提供するテクノロジー企業だ。2024年7月より、CNCFアンバサダーであり、OCIコンテナランタイム「youki」の作者兼メンテナである小松享氏が技術顧問に就任したことを発表した。
小松氏は、Cloud Native Community Japanのオーガナイザーであり、Kubernetesのメンバーとして幅広く実績を持ち、Open Container Initiative(OCI)のメンテナとしてコンテナ技術やWasm領域において豊富な知識とネットワークを有している。また、それらのOSS活動を評価され、Google Open Source Peer Bonus Programを2度受賞している。
スリーシェイクは、小松氏の豊富な経験と知識を活かし、Cloud NativeやKubernetes領域の技術力向上を目指すとともに、Cloud Native、Kubernetesコミュニティへのコミットメント及び発信強化を図ることを目指している。
小松享氏からのコメント
小松氏は、今回の就任について「Cloud Native領域での日本企業によるOSSへの貢献は、世界と比べてまだ十分ではありません。これまで私は個人としてOSS活動を行ってきましたが、その問題解決に貢献できていないことにむずがゆさを感じていました。今回、スリーシェイクさんでのOSS活動を支援する役割を担うことで、この問題に取り組む新たな手段を得ることができ、非常に魅力的に感じています。」とコメントしている。
また、小松氏は「OSS活動は技術としても面白いだけでなく、世界中の卓越したエンジニアと議論し考え方を吸収することのできる場であると考えています。私自身もそこでいろいろな経験をさせてもらいました。これらの経験をスリーシェイクさんの方々にも経験してもらいつつ、そこで得た知見や最先端の技術を現場で活かしてもらうことは理想的な形の1つだと思っています。このような機会を頂けたことを光栄に思うと同時に、その実現に貢献できればと思います。」と、今後の展望についても語っている。
株式会社スリーシェイクについて
スリーシェイクは、ITインフラ領域の技術力に強みを持つテクノロジーカンパニーだ。2015年の創業から提供しているCloud Native技術の支援コンサルティング事業「Sreake」では、AWS / Google Cloud / Kubernetes に精通したプロフェッショナルが技術戦略から設計・開発・運用を一貫してサポートしている。
また、Cloud Native領域で培ったノウハウをベースに、2020年4月にクラウド型データ連携ツール「Reckoner」を提供開始し、ビジネス分析やマーケティングへのビックデータ活用を簡易に実現可能とした。以後、フリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance」やセキュリティサービス「Securify」を提供開始し、DX時代における技術戦略設計からセキュアなアプリケーション開発、データ活用までを一貫提供可能な体制を進めている。
まとめ
小松享氏がスリーシェイクの技術顧問に就任したことで、同社の技術力向上とCloud Native、Kubernetesコミュニティへの貢献が期待される。今後のスリーシェイクの動向に注目したい。