株式会社WhiteBox、生成AIを活用した新サービスの共同研究を始動

株式会社WhiteBoxの新たな動き

株式会社情報戦略テクノロジーのグループ会社である株式会社WhiteBoxは、生成AIを活用した新サービスの開発に向けた共同研究を開始しました。この研究は、AI開発を行う株式会社YOKUとの業務提携によって実現したもので、特にSI（システムインテグレーション）やSES（エンジニアリングサービス）業界における業務の効率化を目的としています。

生成AIの活用

WhiteBoxは、すでにIT案件のマッチングプラットフォームを運営しており、AI技術を活用して案件内容やスキルシートの自動生成を行っています。新たに進められるこの共同研究では、さらに高度な生成AIの技術が導入される予定で、業界内の多重下請け構造の解消や業務の効率化を図ることを目指しています。特に、日々成長するAI分野の最前線を行く両社が持つ知見を共有し、新たなサービスを通じて業界の構造改革を加速させる意図があります。

共同研究の具体的な目的

本共同研究の一環として、WhiteBoxが提供するマッチングプラットフォーム「WhiteBox」においては、案件の獲得から人材のスカウトまでがオンラインで完結する仕組みが整っています。今後は、これに加えて機能のさらなる向上が期待されており、営業プロセスの効率化が進むことで、企業の収益向上にも寄与することでしょう。例えば、スキルシートの自動解析機能が追加されることで、エンジニアと企業の間のマッチング精度が上がることが考えられます。

WhiteBox社代表のコメント

株式会社WhiteBoxの代表取締役社長である川原翔太氏は、「当社は『日本をIT先進国へ』というスローガンのもと、ITエンジニアに特化したサービスを提供してきました。今後はAI技術を活用し、業界内の課題解決を目指して新たなサービスを展開します」と、自社の取り組みを語ります。3,000社以上の会員に利用される「WhiteBox」を通じて、エンジニアの報酬が適正に支払われる環境の実現と、コミュニケーションのロスが減少することに寄与することを宣言しました。