子どもを守る新ブランド「ツレテコ(TM)」が誕生!
最近、車内での子どもの置き去りについてのニュースが増えています。思いもよらず起きてしまう事故ですが、無意識のうちに子どもを車内に残してしまう問題に立ち向かうべく、
日本電業工作株式会社が新ブランド「ツレテコ(TM)」を立ち上げました。
無意識での事故とは?
「無意識での子どもの車内置き去り事故」は、あくまで意図的ではなく、気付かないまま子どもを車に残してしまうことを指します。例えば、送迎中に渋滞に巻き込まれたり、運転中に急な電話がかかってきたりして、運転者の意識が外れてしまうのです。このような状況では、子どもを忘れてしまうこともあります。
特に夏季は、高温になる車内で熱中症の危険が増すため、この問題は看過できません。幼稚園や保育園の送迎バスでは国が対策を進めていますが、個人の自家用車に対応する製品はまだまだ少ないのが現実です。
ツレテコ(TM)のその根底にある理念
日本電業工作株式会社は、80年以上にもわたって通信インフラ向けの製品開発を行ってきた企業です。ここで培った無線通信技術を活かし、子どもを忘れずに連れて行くための製品を「ツレテコ(TM)」としてブランド化しました。ブランド名には「連れていく」という意味が込められています。
今後の展開に大いに期待が寄せられています。
新製品の展示情報
「ツレテコ(TM)」の初のプロトタイプは、2025年7月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「第17回 国際 ベビー&キッズEXPO 夏」に展示されます。この製品は、チャイルドシートに取り付け可能で、保護者のスマートフォンと無線で接続します。
この新しいシステムは、子どもがチャイルドシートに乗っている状態を判断し、保護者がスマートフォンから離れた場合に置き去り状態を検知します。これにより、自動的に警告や通知が送られるため、運転者自身が子どもを忘れてしまうリスクを大幅に減少させることができます。毎回の乗車時に設定する必要がないため、手間がかからず、安心して利用できるでしょう。
今後の展望
展示会場では、他にも多くの企業が集まり、子ども向けの商品やアイデアが発表されます。「ツレテコ(TM)」もその一部として、ぜひ見に来て欲しい一品です。子どもの安全を守るための新たな挑戦に、期待が寄せられています。展示ホールは東4-7ホールのL10-37となりますので、見逃さないようにしてください。
「ツレテコ(TM)」を通じて、無意識での子どもの車内放置事故を防止し、より安全な社会を目指す取り組みを進めています。ぜひ、皆さんもこの新たな製品にご注目ください。