キャリア入社者の適応
2026-02-20 17:31:30

キャリア入社者の組織適応問題、リクルートの調査が明らかにする新たな現状

キャリア入社者の組織適応が低下、リクルートの新調査が明らかに



株式会社リクルートマネジメントソリューションズが発表した調査結果によると、近年キャリア入社者の組織適応能力が低下していることが分かりました。対象は、大学卒または大学院卒で2023年から2025年に中途入社した30~49歳の正社員1,109名です。調査は、入社後1~3年目にあたるこの層の実態を探るものです。

組織適応の水準の低下



調査の結果、2025年にはキャリア入社者の組織適応の水準が2023年との比較で全体的に低下したことが明らかになりました。特に注目すべきは、入社半年から2年目にかけて、ワーク・エンゲイジメントや職務遂行への自信、成長実感が減少している点です。最初の成功体験を得るタイミングや、次の役割に進む速度が遅くなっていることも強調されています。この背後には、活況な転職市場において企業が迎え入れるキャリア入社者の専門性が低下しているという推測があります。

職種別および企業規模別の状況



特に適応水準が顕著に低下しているのは、ITエンジニアの職種です。また、企業規模別では、3,000名以上の大企業においても適応状況が悪化しています。一方で、キャリア入社者の離職意向は若干低下していますが、「現在の部署から異動したい」と考える人が増加しており、職務適応に課題を抱えていることが示唆されています。

入社後の壁とサポートの重要性



調査からは、キャリア入社者が本格的に壁に直面するのは入社後半年以降であることが分かっています。効果的なオンボーディングプログラムには、入社初期だけでなく、上記の壁を乗り越えるための支援も組み込む必要があります。あるいは事前に職務内容に関する正確な情報を提供することが重要です。また、適応課題が生じやすい部署や職種に対して細やかなサポートが求められます。

調査の意義と今後の展望



企業やHR部門は、新たなる環境下でキャリア入社者の人材育成やオンボーディングに力を入れる必要があります。キャリア入社者は一般に即戦力と見なされがちですが、実際には新卒社員以上にサポートが必要であることが本調査のデータで裏付けられています。これらの知見が人材マネジメントや従業員の育成方法に変革を促すことを期待しています。

企業の概要



リクルートマネジメントソリューションズは、企業の経営や人事課題を解決するために、広範な知識と経験を生かしたサービスを提供するリクルートグループの子会社です。営業だけでなく、組織の発展や人材育成に至るまで、多様なサービスを展開しています。今後も、効果的なオンボーディングの手法や適応支援策の研究と実践を通じて、業界全体の発展に寄与していくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

会社情報

会社名
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
住所
東京都港区芝浦3-16-16住友不動産田町ビル東館 4F
電話番号
0120-878-300

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。