香り技術研究所が発表した2026年の香りトレンド
プロモツール株式会社、さらにその香り技術研究所から、注目の「2026年の香りトレンド予測」が発表されました。今後のアロマ業界の展望を見据えたこの発表は、各方面から注目を集めています。これにより、私たちの日常にどのように香りが浸透してくるのか、またどのような新しい体験が提供されるのか期待が高まっています。
香り技術研究所とは?
埼玉県さいたま市に位置する「香り技術研究所」は、全国の企業や自治体、ブランドからフレグランスに関するリクエストを受けている、日本有数の香り研究機関です。この研究所では、セントテクノロジーの専門家たちが集結し、オリジナルアロマの開発を手掛けることで、独自の香り体験を提供しています。年末には翌年の香りトレンドを予測し、業界の流れを先取りするイベントも行っています。
2026年の香りトレンド - アールグレイ&タイム
2025年には紅茶の香りが特に注目を集め、多くの製品に使用されました。なかでもアールグレイは、その落ち着きと透明感から多くの人々に支持され、「静かな贅沢」を体現する香りとして知られています。2026年のトレンド香りに選ばれた「アールグレイ&タイム」は、既存のアールグレイの特徴に新しい要素を加えることで、香りの体験をより一層豊かにすることを目指しています。
新たな香りの体験とその魅力
「アールグレイ&タイム」には、アールグレイにハーブのタイムを組み合わせることで、清涼感と抗菌性をもたらすだけでなく、香りの奥行きや余韻を感じさせる特長があります。この香りは、すでに日常的に親しまれているアールグレイを根底に置きつつ、さらに新しい解釈を行ったものです。生活の中で感じる“静かな贅沢”を提案するこの香りは、多様なシーンで楽しむことができることでしょう。
商品化に向けた取り組み
「アールグレイ&タイム」を使用した製品は、2026年4月の販売開始が予定されています。具体的には、オードパルファンやハンドクリーム、アロマオイルなど多岐にわたる商品展開が計画されています。これにより、生活のあらゆるシーンで香りを楽しむことができるようになります。
所長のコメント
香り技術研究所の所長である横山弘氏は、「アールグレイは多くの人の日常に根付いています。そこに“タイム”を添えることで、既知の香りを損なわずに新たな体験を提供できます」と述べており、期待される香り体験の奥行きを強調しています。
プロモツール株式会社の役割
代表取締役社長の緒方健介氏も、プロモツール株式会社が単なる香りの供給者ではなく、日本の香りビジネス界を牽引する存在であることを語っています。市場のデータをもとにした香りの提案は、新たな生活様式やブランド体験を創造する重要な要素となるでしょう。
まとめ
プロモツール株式会社が提案する「アールグレイ&タイム」は、単なる流行の追求に終わらず、「知っているのに新しい香り」として多くの人々に新しい体験を提供することが期待されています。この革新的な香りが、私たちの生活にどのような変化をもたらすのか、今後が楽しみです。香り技術研究所が生み出す新しい香りの世界に、ぜひ注目してみてください。