LINEヤフーコミュニケーションズが両立支援制度をアップデート
LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社は、2025年4月1日から育児や介護、障がい、妊娠等に関する両立支援の制度を拡充することを発表しました。これにより、社員一人ひとりが自分のパフォーマンスを最大限に発揮し、成長を続けられるような環境を整えています。
新しく導入される両立支援制度
新たに導入される支援制度には以下のような内容が含まれています。
えらべる勤務制度の導入
育児や介護を行っている社員が利用できる「えらべる勤務制度」が新たに導入されます。この制度では、週休3日(週4日勤務)を選ぶことができ、本人の申請に応じて1日の無給休暇を取得することも可能です。申請は月単位で行え、例えば小学校の夏休みに合わせて制度を利用することもできます。これにより、社員は自身のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができます。
短時間勤務・時差勤務の拡充
短時間勤務は1日最大5時間まで短縮可能とし、時差勤務は小学校6年生修了までの子供を持つ社員が利用できます。これにより、家庭の事情に応じて、より柔軟な働き方が実現されます。
有給に変更された「子の看護休暇」と「介護休暇」
育児介護休業法に基づく「子の看護休暇」と「介護休暇」が有給休暇に変更されます。これにより、社員は必要な休暇を取得しやすくなります。
介護休業の期間拡大
介護が必要な社員に対しては、介護休業の取得期間が従来の93日から1年間に延長されます。これにより、より長期的なケアを実施できる体制が整えられ、社員が安心して介護に専念できる環境が整います。
妊娠・障がいへの新たな支援
妊娠・障がいのある社員に対する支援制度も新しく導入され、妊娠中の女性社員には定期健診や母体保護のために5日間の有給休暇を提供します。また、障がいのある社員に対しては、通院などに使える年6日間の有給休暇も付与されます。
F休暇(生理休暇)の有給化
不妊治療を行ったり、女性特有の疾患や心身の不調を抱えた場合には月1回のF休暇を有給扱いとします。これにより、女性社員が安心してケアを受けられるように配慮されています。
社員一人ひとりの成長をサポート
LINEヤフーグループの企業理念である『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』を実現するために、これからも社員がそれぞれのパフォーマンスを最大限に引き出せる環境作りに貢献していきます。これにより、多様なバックグラウンドを持つ社員の活躍を支援し、持続的な成長を促進していく方針です。
まとめ
このようにLINEヤフーコミュニケーションズは、育児や介護といったライフイベントと仕事を両立させるべく、さまざまな制度を整えています。社員が健康で、充実した生活を送りながら働ける環境作りが、企業全体の成長にもつながることでしょう。今後の展開に目が離せません。