子どもたちに再生可能エネルギーを伝えるイベント開催!
2025年3月3日、東京都で行われた特別なイベントにおいて、しろくま電力株式会社と株式会社ポピンズエデュケアが共同で再生可能エネルギーについて未就学児を対象とした教育イベントを開催しました。このイベントにはポピンズナーサリースクール HARUMI FLAG PORT VILLAGEに通うお子様を含む約500名もの園児が参加し、楽しみながら再エネに関する知識を深める機会となりました。
再エネ普及の重要性
最近、国を挙げて再生可能エネルギーの普及を進める必要性が高まっています。第7次エネルギー基本計画の中でも、2040年までに電源構成比の半分を再エネで賄うことが目標として掲げられています。しかし、実際には一般家庭での再エネ利用が進展していない現状があります。しろくま電力は、再エネを低価格で提供しつつ、電気に関する情報を広める重要性を感じていました。そこで、教育に特化したポピンズとのコラボレーションに至ったのです。
約500名の子どもたちが参加
当日は、ポピンズナーサリースクール HARUMI FLAG PORT VILLAGEから14名のお子様がリアル参加し、さらにオンラインでは70園の子どもたちがつながりました。イベントの内容は、グリーン電気に関するクイズや、しろくまのキャラクター「ぱわーくん」が主人公の絵本の読み聞かせでした。この絵本は「地球のためになる発電方法を探す旅」を描いたもので、お子様たちの理解を促す工夫がされています。
特別な絵本の配布
また、今回のイベントでは「ちきゅうがよろこぶおひさまでんき」というオリジナル絵本も配布されました。この絵本は、未就学児でも理解しやすい形で気候変動やエネルギー問題について説明しており、絵を使ったわかりやすいストーリーが特徴です。興味のある幼稚園や企業、メディアの方は絵本の配布について問い合わせ可能です。
ポピンズの教育理念とSDGs
ポピンズは「エデュケア」という独自の教育理念を持ち、教育と保育の融合を目指しています。また、SDGsの理念を取り入れた活動にも力を入れており、自身の行動が環境に与える影響を考える機会を提供しています。例えば、おもちゃや衣類のリユース活動、野菜の皮を堆肥にするなど、実際の生活に根ざした学びが行われています。今回のイベントも、このような教育の一環として位置づけられています。
しろくま電力について
しろくま電力は、グリーン電力に特化した新興企業であり、「技術で再エネを安くする」をミッションに掲げて様々な取り組みを行っています。電力市場での競争力を持つために、低価格のサービスを提供する一方で、AI技術を利用した発電適地の探索や、企業の脱炭素を支援するプロジェクトを進めています。2024年度には前年比196%増という好調な業績を見込んでいます。
今後の展望
このような教育イベントを通じて、子どもたちが未来のエネルギー問題について意識するきっかけが生まれれば、持続可能な社会の形成に貢献できるでしょう。しろくま電力とポピンズは、今後もこのような活動を続け、再エネへの理解を深める取り組みを推進していく予定です。私たちの子どもたちが地球を守る力を持つ未来を実現するために、教育の場で持続可能な成長を守ることが期待されます。