AIが変える内部統制
2026-07-08 15:37:57

AIを活用した新サービス「WizLabo Keeper」で内部統制評価をサポート

AIを活用した新サービス「WizLabo Keeper」で内部統制評価をサポート



宝印刷株式会社は、2026年9月に新たなサービス「WizLabo Keeper」の提供を開始することを発表しました。これは、企業の内部統制評価をAIで支援するものであり、特に上場企業のディスクロージャーに関与してきた宝印刷の経験を活かしています。

1. 提供の背景 ── 開示で培った信頼を、ガバナンスへ



宝印刷は、長年にわたり上場企業のディスクロージャーを支援する中で、資本市場の信頼を深めてきました。この信頼を基に、内部統制評価という新たな領域に進出する背景には、経営者による制度評価が不正リスクを考慮する必要がある点があります。

2024年4月からは改訂された内部統制報告制度(J-SOX)が適用され、企業は運用の複雑化やデータ量の増大に直面しています。特に人手による評価には限界が生じ始めたため、「WizLabo Keeper」はAIと人間の協働を実現し、効果的な評価をサポートします。

2. 「WizLabo Keeper」とは ── エビデンスと評価手続を読み、照合するAI



「WizLabo Keeper」は、内部統制評価に特化したAIサービスです。エビデンス文書や評価手続きに関連する内容をAIが読み込み、照合することで注意すべきポイントを指摘します。従来は専門の担当者が目で確認していた作業が、AIの力によって大幅に効率化されます。

例えば、整備状況の評価フェーズでは、業務プロセスに関連する文書を横断的に分析し、不整合を指摘します。また、運用状況の評価では、エビデンスを読み込むことで記載内容を確認し、「要確認」として注意喚起をする機能も備えています。

3. 技術の中核 ── 会計士の知見と特許に裏づけられたジュリオの技術



AIのコア技術を担うのは、ジュリオ株式会社です。評価手続きにおける専門性をAIに組み込むために、公認会計士の知見を取り入れた独自の技術を開発しました。これにより、汎用AIではなく、評価業務専用のサポートが提供されます。

重要なこととして、本サービスは企業の自己評価の支援を目的とし、監査を代替するものではない点を強調しています。企業は、AIによって得られた成果に基づき、自らの言葉で評価の妥当性を説明できるため、透明性が高まります。

4. 今後の展開



「WizLabo Keeper」は、不正リスクに対応するためのプロダクトの第一歩です。今後は、企業のニーズに応じて追加機能やアプリケーションを提供する予定です。これにより、上場企業の内部統制評価の質をさらに向上させることを目指しています。

5. 代表コメント



宝印刷の執行役員ICT営業部部長である池主丞氏は「ジュリオの技術に支えられた『WizLabo Keeper』によって、内部統制評価の領域拡大は大きな進化です」と期待を寄せています。ジュリオの代表取締役である姥貝賢次氏も、「確かさをAIが支え、人が結論を下す」と強調しており、信頼性の高い評価プロセスを提供していく姿勢を示しています。

6. 提供概要



  • - サービス名:WizLabo Keeper(ジュリオでは「ジュリオ統制評価AI」として提供)
  • - 提供開始:2026年9月予定
  • - 提供形態:クラウドサービス(SaaS)
  • - 対象:上場企業の内部統制・内部監査部門
  • - 価格:個別に案内

【参考情報】





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会社情報

会社名
宝印刷株式会社
住所
東京都豊島区高田3-28-8
電話番号
03-3971-3101

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